異国の音楽を生で聞こう!アイルランドの伝統音楽生演奏 2022.10.7(土)
| イベントレポート
10月7日(土)、「異国の音楽を生で聞こう!アイルランドの伝統音楽生演奏」が開催されました。アイルランド音楽ワークショップの吉家光彦さんが主催し、吉家さんとその友人で、アイルランド音楽を演奏しました。
テレビや店内のBGMにも使用されているアイルランド音楽。「アイルランドってどこ?」「どんな楽器で演奏するの?」などの素朴な疑問にもお答えし、演奏だけでなく、アイルランド音楽の歴史も紹介されました。
アイルランドは、ヨーロッパの一番西側になる国で、アイルランド島は関東平野と新潟県を足したくらいの大きさです。アイルランドの音楽は、口頭伝承によって伝えられた歌とダンスの音楽で、楽譜として残されることはないそうです。近年では、人気も高まり、世界中で演奏されています。
今回は、「フィドル」「アイリッシュ・フルート」「アングロ・コンサーティーナ」を使用し演奏されました。
「フィドル」は、ヴァイオリンです。弾くスタイル、ジャンルによって呼び方が変わります。民族音楽、例えばアイルランド音楽やスコティッシュ、アメリカの音楽などではこの呼び名で使用されています。
「アングロ・コンサーティーナ」は、音色はアコーディオンより、素朴で可愛らしく、軽快な音色を奏でることができます。
「アイリッシュ・フルート」は、木製で金属のフルートより柔らかな音色です。
ジグは、Haunted House、Old Flail、Whistler at the wakeの3曲、リールは、moving pint、the Dogbig and dog littleの2曲、ワルツは、Bluemontの1曲、ホーンパイプは、不明、stack of oatsの2曲が演奏されました。
ジグやリールなどは曲の種類、リズムの種類を表す言葉です。
質疑応答の最後にリクエストがあり、吉家さんたちは即興で音を合わせ、ワルツを演奏しました。
参加者からは「普段聞くことがないアイルランド音楽を聴くことができてよかったです」「生の楽器の音はとても心地よかったです」と感想を聞くことができました。
主催の吉家さんは「初めは平日の夜に開催するということで、人が来てくれるか不安でしたが、ご予約の方だけでなく、当日に参加してくださる方もいて、たくさんの方に聞いていただけたのがとても嬉しかったです。今回のイベントでアイルランドの音楽に興味を持ってもらうことができたのではないかと思っており、今後の活動にも繋がる結果となりました」と話しました。
【編集部より】
マルタスで夜に演奏会が開催されるは久しぶりです。アイルランドの伝統音楽が夜のマルタスに響き渡り、参加者はゆったりとした時間を過ごされました。