レポート

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丸亀まるっと!ボードゲーム化プロジェクト 2022.6.17(金)

「まちづくりをもっと面白く、楽しく」をテーマに、ボードゲームクリエイター 橋口剛志さん、大手前丸亀中学3年生、マルタスを中心に、丸亀市の魅力がたっぷり詰まったボードゲームを制作する「丸亀まるっと!ボードゲームプロジェクト」が進行しています。



大手前丸亀中学の3年生は、各クラス内で数チームに分かれ、実際に丸亀市を歩いたり、通町商店街などで働く人から話を聞いたりして、魅力や課題からどんなボードゲームを作るかをチーム内で話し合いました。ゲームの流れや勝敗の決定はもちろん、設定やモチーフなど細かなところまで考えられています。また、それをスライドなどにまとめ、各クラス内でプレゼンテーションを行いました。
その中から選ばれた代表3チームが、6月17日(金)、橋口さん、丸亀市職員、先生や生徒らの前で発表をしました。



壇上に立つ代表の生徒は、緊張した面持ちで出番を待っていましたが、いざ皆の前に立つとプロジェクターに映し出された内容をしっかりと伝え、時には生徒から笑い声があがる場面もありました。




各チームとも発表後には、橋口さんと市職員からの講評をいただきました。橋口さんからは、発表した内容についての質問などもなされ、生徒らは思いもよらぬ質問に戸惑いながらも、自分たちが考えたゲームと向き合い、真摯に対応していました。




また、代表チームの発表後には、各クラスで行われたプレゼンテーションに関する講評も行われました。
どのチームのボードゲームにも、丸亀の魅力や「まち」への関心が高まるような発見が取り入れられており、丸亀への想いを感じるものばかりでした。



橋口さんは、「ゲームを『プレイする』のではなく、『作る難しさ』を感じてもらえたと思います。本当に短い時間でここまで進んできましたが、ここから本格的に形にしていきます。今後も期待しています」と話しました。

発表した生徒は、「ゼロからゲームの内容を考えることは難しかったが、話し合ううちにどんどんアイデアが出てきた。いろいろな問題について考えるきっかけにもなった」と感想を話しました。



【編集部より】少しずつ完成に近づいているボードゲーム。丸亀の魅力と生徒たちの想いが詰まった「面白く、楽しい」ものができあがるでしょう。また、「まちづくり」について考えるきっかけにもつながるはずです。今後の進捗もお楽しみに。