レポート

Report

まるがめ学生 ボランティア・アワード2025 レポート

3月20日(木・祝)、マルタス1階多目的ホールにて、「まるがめ学生 ボランティア・アワード2025」が行われました。
まるがめ学生ボランティア・アワードとは
ボランティア活動に励む学生が、自分たちの活動についてプレゼンテーションを行い、その努力を称えるイベントです。審査は、「自発性」「発想力」「課題発信力」「協働力」「社会貢献性」の5つの審査基準に沿って、審査委員、協賛企業、観客の皆さんの合計得点で行われます。今回は中学校から専門学校までの計6校が参加し、高校の部のみ審査と投票が行われアワードの大賞が選ばれました。また、質疑を通して、ボランティア活動への想いや今後の活動の展望を伝えました。


(発表内容)

・丸亀市立飯山中学校 「飯山中学校ボランティアリーダーの活動紹介」
・丸亀市立西中学校、大手前丸亀中学校 「海岸清掃、廃材を使ったものづくりイベント」
・香川県立飯山高等学校 「地域の子どもたちとの交流・地域貢献」
・大手前丸亀高等学校 「2024年度地域活性化と地球の環境保全のための活動」
・松陰高等学校丸亀校 「さぬき広島など地域でのボランティア活動」
・四国医療専門学校 「看護の視野を広げるボランティア」

各校6分間の制限の中、スライドや活動で使用したものを使い活動発表を行いました。


その後審査までの間、今年度初の取り組みとして、学生たちの交流会が行われました。専門学生から中学生まで4班に分かれて、「テーマ:このグループでボランティアチームを結成するならどんなボランティアをする?」について話し合いました。
学校や学年を超えての交流でしたが、ボランティア活動という共通の話題であったこともあり、和気あいあいとお菓子を食べながら考え、交流しました。


交流会を終え、栄えある大賞には、松陰高等学校丸亀校が選ばれました。また、ほかの団体もアイディア賞・課題発信力賞・協働賞・社会貢献賞・地域共生賞などが授与されました。


今回、企画・運営を行った、「まるがめ学生ボランティア・アワード実行委員会」の2人にお話を聞きました。

ボランティア・アワード実行委員会 委員長 渡部さん
「今回初めて中学生が参加し、中学生も様々な活動を行っていることを知ることが出来ました。また、交流会は時間配分などは難しかったですが、初めての交流会で成功と言えるのではないのかなと思います。今年は3年生になるので、活動に参加できる機会が減ると思います。僕らの下の代は人手が減っているので、仲間をどんどん増やしていってほしいと思います。難しいものとは思わず、活動を楽しんでもらいたいです。」

ボランティア・アワード実行委員会 司会 野々井さん
「昨年から実行委員会として活動しています。トラブルもありましたが今回が一番良かったのではないかなと思います。中学生の活動も知ることが出来たので良かったです。各校、とても良い取り組みばかりだったので、学校内でも発信してもいいのではないかと思いました。アワードの実行委員会は発表者の皆さんを支える立場です。実際に自分たちもボランティア活動をしているからこそ、ボランティアをしている人たちの気持ちを汲み取りながらいいアワードにして欲しいです。」


今年で2回目となったボランティアアワード、中学生も参加したことで様々な学生の丸亀での活動を知ることが出来ました。様々な学校の取り組みを知ることで、自分たちの活動への学びになったのではないかと思います。皆さんのこれからの活動が楽しみです。