レポート

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丸亀まるっと!ボードゲーム化プロジェクト 2022.4.12(火)

この春、2年目を迎えたマルタスで、新たなプロジェクトが始動しました。
その名も、『丸亀まるっと!ボードゲーム化プロジェクト』。
「まちづくりをもっと面白く、楽しく」をテーマに、ボードゲームクリエイターの橋口剛志さん、大手前丸亀中学校の3年生、マルタスを中心に、丸亀の魅力がたくさん詰まったボードゲームを制作します。
ボードゲームならではの面白さ、楽しさを追求しながらも、まちのことも「ちょっと気になる」、そんなボードゲームを作り、「まち」への関心を高めていくことを目的としています。

4月12日(火)、プロジェクトを進めるため、第1回目の活動が行われました。
大手前丸亀中学校で、マルタスのセンター長・佐藤が今回のプロジェクトについて説明し、
「丸亀のことを、ボードゲームを通して、『面白く、楽しく』伝えてください。
 それには丸亀のことをさらによく知るために、素材を集めることが必要です。
 また、ボードゲームを知ることでシステムを考え、どう面白いかを考えて、ゲームに反映してください」と話しました。




橋口さんによるアイスブレイクでは、「ハゲタカのえじき」というボードゲームをもとにしたゲームを行いました。
話を聞いている間は、緊張した様子の生徒たちでしたが、ゲーム中は顔がほころび、少し気持ちがほぐれたようでした。
楽しみ、交流を深めつつ、ボードゲーム作成プロジェクトがスタートしました。




その後、生徒らは、ボードゲーム体験、まちの取材、まち歩きの4チームに分かれ、ボードゲーム作りのための準備を行いました。

まちの取材は、通町商店街と丸亀市立資料館の2チームで、それぞれが考えていた質問を投げかけました。
通町商店街では、「みんながオルデ通町」で、化粧品店を営む川上康夫さんが生徒らを対応しました。川上さんは、商店街の歴史や現在の様子など、生徒らの質問に一つずつ丁寧に答え、商店街の魅力や課題を伝えました。
丸亀市立資料館では、職員が生徒らの質問に答えました。生徒らは、同資料館が50周年を迎える話などを真剣な表情で聞き、メモを取る様子が見られました。




まち歩きチームは、大手前丸亀中学校から丸亀駅まで、いつも見ている景色を改めて観察しながら歩きました。普段、何気なく通っている道にいろいろな気付きがあったようで、それを共有したり、メモをとったりしながら歩きました。

ボードゲーム体験のチームは、マルタスでさまざまなボードゲームを体験しました。いろいろな種類のボードゲームを実際に楽しむことで、同プロジェクトの理解を深めました。




それぞれの活動後、マルタスに集合した生徒らは、チームごとの活動の共有を行いました。
生徒からは、「何気なく通っていた商店街の歴史を知り、とても勉強になった」、「いろいろな気付きがあり、楽しかった」と感想が聞かれました。



【編集部より】いよいよ始まった新プロジェクト。10月頃のボードゲーム完成を目指し、今後もプロジェクトは進みます。進捗をお楽しみに!