レポート

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手作りのスケッチブックシアター!工作を楽しもう

7月18日(火)、ぺープーさんによる「手作り絵本をつくろう!スケッチブックシアターワークショップ」が開催されました。
「ぺープーさん」こと飯尾俊之さんは、保育の現場で働く職員さんは、子どもたちのお世話以外にも事務作業などに追われ、保育教材の制作をする時間がなかなか取れないという現状と課題を知人に聞きます。そこで、飯尾さんの趣味である工作を活かしてできることを考え、保育教材などを制作する活動を始めました。



今回のワークショップでは、童謡「どんぐりころころ」を表現したスケッチブックシアターを作りました。「スケッチブックシアター」とは、スケッチブックをめくりながらストーリーを進めていく遊びのこと。歌ったりクイズを出したりいろいろな遊び方ができるので、子どもたちの興味を引き付けやすいという特長があります。



参加者の皆さんの簡単な自己紹介のあと「時間内に最後まで作ることができなくても、とにかく楽しみながら作業してほしいと思います」とペープーさんからお話があり、作品作りに取り掛かりました。
ペープーさんの作った見本を見ながら、参加者の皆さんは用意された画用紙を切り貼りしていきました。わからないことは隣の方に確認したり、ペープーさんに声を掛けたりしながら、黙々と作業を進めていきました。





歌の中に出てくる「どんぐり」や「どじょう」は作る方によって表情が違い、個性が出ます。また、親子での参加者はお子さんが描いたイラストを貼り付け、思い出にも残る作品が完成しました。




ペープーさんは、「絵本が好きな方やお孫さんにプレゼントしたいという方が参加してくださり、皆さんと楽しみながら作れたことが良かったです。今後もこのようなワークショップを継続していきたいと考えており、いずれはみんなで作ったものを保育の現場に寄付できれば嬉しいです」と話しました。



【編集部より】それぞれが真剣に作品に向き合い、素敵な作品ができあがりました。今回作ったスケッチブックシアターは、さまざまなお話にアレンジが効くそうです。絵本や工作が好きな方はもちろん、保育に興味がある方、保育の現場にできることを考えたい方、ぜひご参加ください。