「看護」を知ろう 看護の日
| イベントレポート
5月12日は看護の日。これは、近代看護を築いたフローレンス・ナイチンゲールの誕生日にちなみ制定されました。また、5月7日から13日は看護週間にあたり、マルタスでは5月13日(土)、香川県看護協会第5支部によるさまざまなイベントが開催されました。
「フレイル予防教室」
フレイルとは、高齢になり心身(筋力、認知機能、社会とのつながりなど)の活力が低下した状態を示します。男女や世代を問わず早期から取り組むことで健康寿命を伸ばすことにつながるそうです。今回は、フレイルを予防する体幹運動や脳トレーニングを行いました。内容によって講師が変わり、効果の違うトレーニングを参加者の皆さんは実践し、フレイルを予防する大切さを考えました。
「知って防ごう感染症&保健師による健康相談」
感染症に関するクイズと保健師による個別の相談会が開催されました。クイズは感染症予防について楽しみながら学びました。また、保健師による個別相談では、自分や家族の体調のことでどこに相談したらいいかわからない悩みを話すことができる時間となりました。
「看護のお仕事って?」
看護の仕事について学ぶトークショーでは、ナイチンゲールの紹介や看護協会が実施する新人研修の様子を写真や動画などを投影しながら紹介しました。また、看護師歴2~6年の看護師さんたちが壇上に立ち、普段の仕事の様子や看護師を目指したきっかけなどを話しました。質問タイムには参加者からの「ストレス解消法は?」「お医者さんとの関係は?」などに答えました。ある参加者からは「入院したときには看護師さんの笑顔に助けられた。これからも頑張ってほしい」と声を掛けられる場面もあり、看護の仕事を知るだけでなく、感謝を伝える貴重な機会となりました。
看護師の中隅さんは、「看護の仕事の大切さ、良さ、少ししんどさをお伝えできてとてもいい時間になりました。また、大人の方の参加も多く、知ってもらうだけでなく嬉しいお言葉をいただけて励みになりました」と話しました。
「赤ちゃんとママのためのベビーマッサージ」
生後2か月~6か月までの赤ちゃんとママが対象のベビーマッサージでは、助産師の指導のもと親子の触れ合いを楽しみました。参加したママは赤ちゃんと目を合わし、肌に触れる幸せな時間を過ごしました。
香川県看護協会第五支部長の福屋さんは、、「よりたくさんの人に看護の仕事を知ってほしいとの思いを込めて今回マルタスで開催し、いろいろな施設の看護師が集まりました。看護の仕事を少しでも多くの方に知ってもらう機会となったと思います」と話しました。
【編集部より】普段なかなか聞くことのできない看護師さんたちのプライベートやお仕事の裏側までお話いただき、看護師さんをいつもより身近に感じる機会となりました。