レポート

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日本舞踊家が伝える、着物の着方と所作 2023.3.12(日)

3月12日(日)、○△□の座による「日本舞踊家が伝える、着物の着方と所作」が開催されました。○△□の座の主催、吾妻春満美さんは日本舞踊の師範で、幼少期より着物が身近な生活を送られていました。

今回のイベントは、「日本舞踊家」による着物の着方を始め、着物初心者さんのための講座になります。①着物の種類とTPO、②着るときに必要なもの、なくていいもの、③気軽に楽しむために、④手入れと片付けの4部構成で行われました。


着物は絹で高価なもの、着る時にたくさん用意するものがあるというイメージがありますが、普段着で着る場合などには省けるものもあるそうで、例えば、着物は既製品のナイロン生地でOK。帯は半幅帯と呼ばれる簡単でおしゃれな帯があり、それだけでも十分かわいいです。下着は半襦袢が無くても襟広めのシャツで代用できますし、バックは和装用のじゃなくても大丈夫です。このように、家にあるもので代用できるものがたくさんあります。

また、着物で1番気になるお手入れは、絹の着物だとちゃんとした丁寧なお手入れが必要ですが、ナイロン生地の場合はネットに入れて洗濯機を回すことができます。浴衣であれば干すときは、袖などを対角線にキュッキュッと伸ばすことで、アイロンいらずの仕上がりになります。ナイロン生地であれば、箱に入れたり、紙に包んだりしなくてもいいので、重ねておくこともできていいですね。


戦後の食料交換で高い着物がお米と交換できていたこともあり、絹の着物が重宝されるようになってから着物=絹になり、着物が高いものというイメージがつきました。しかし、昔は、麻や紬の着物が普段着として着用され、現在ではナイロン生地のものが一般的になってきています。


吾妻さんは「昔のように着物が気軽に楽しめるようになったらいいなと思っています。着物の着方、片付け方、お手入れの仕方がわからないなどの理由で敬遠される、その原因を取り除き、お出かけするときも着物で出かけることが選択肢になればいいなと思います」と話されました。


【編集部より】
帯の結び方によっては、お昼寝もそのまますることができるそうです。
また、着物はいろんな色があり、洋服で敬遠しがちな色でも着物だと違和感なく着ることができ、年齢関係なく楽しむことができます。いろんな色に挑戦してみるのもいですね。