レポート

11月8日（火）、脳トレピアノ®香川の池川明美さんによる「指一本からはじめる！おとなのための脳トレピアノ®」が開催されました。

脳トレピアノ®とは、音楽を楽しみながら脳のトレーニングを行うレッスンです。演奏だけでなく、歌やゲームで体を動かすことも含まれており、池川さんは、「老後の生きがいや充実した毎日を送るためのお手伝いをしたい」と昨年からマルタスで活動されています。
今回のイベントでは、参加者それぞれが演奏を行い、１つの作品を作ることを楽しみました。

自己紹介タイムでは、お名前と秋の好きな食べ物を発表していきました。お米やさんま、栗ご飯などさまざまな秋の味覚に皆さんの顔もほころびます。
少し気持ちが和やかなになったところで、ピアノの説明と触り方が伝えられました。今回使うのは、61鍵盤の電子ピアノです。黒と白の鍵盤の並び方や「ドレミ」の由来などが話されました。

演奏するのは、ザ・ピーナッツの「恋のフーガ」です。まずは、オリジナル音源で曲を聞き、練習に入りました。実際に池川さんが歌いながらピアノを弾き、参加者に見本をみせたあと、参加者の方もチャレンジしていきます。ピアノが初めてという方もいましたが、鍵盤表の色を楽譜の音符に付けることで、視覚からの情報で弾くことができました。
池川さんは「ゆっくりでかまいませんので、じっくりと見て弾いてみてください」と優しく声を掛け、わからないところや質問はその都度参加者と向き合い、丁寧に指導を行っていました。
練習の後は、音源に合わせて合奏をします。口ずさみながら演奏をする方もいて、懐かしい音楽を皆で楽しみました。

演奏のあとは、脳トレタイムです。
池川さんの描いたイラストの動物の鳴き声を答えます。どんどんスピードを上げていくと、参加者の皆さんから笑い声がおきていました。
また、歌詞を見て曲を当てるクイズも行われました。また、その歌詞の語尾をとり、単語を作れるか考えていきました。例えば、「食いしばり」という言葉のあとに「りんご」を付け、「食いしばりんご」のような要領です。皆さんで様々な言葉を作り、言葉遊びを楽しみました。
ほかにも、ハンドベルや童謡に合わせて手遊びなどが行われ、音に触れながら脳を刺激する楽しいひとときとなりました。

【編集部より】池川さん自身がとても楽しまれていて、周りも一緒に笑顔になれるイベントでした。音楽と脳トレと盛りだくさんの内容です。気になる方は、ぜひご参加ください。