レポート

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丸亀朝カフェの会 2022.10.22(土)

10月22日(土)、「丸亀朝カフェの会」がマルタスで初開催されました。
「丸亀朝カフェの会」は2019年10月に海見武志さんによって立ち上げられました。朝、カフェに集い、モーニングやコーヒーをいただきながら、いろいろな職業や年齢、性別の人が気軽におしゃべりができる場となっています。

そもそも、海見さんが同会を立ち上げたのは、「友だちがいないこと」に危機感を感じたからだそうです。普段、職場の同僚や家族と話す機会はあっても、「友だち」ではない・・・。そこで、できるだけ普段の生活ではあまり話をすることはないであろう職業や年齢の人たちと同じ目線で話したいという思いから同会を立ち上げ、現在につながっています。
しかし、時は2019年10月。新型コロナウイルス感染症のニュースが世間を騒がす少し前です。今までは喫茶店などで開催していたそうですが、感染症対策も含め広い場所を探し、マルタスのオープンラウンジに目をつけました。そしてマルタスで相談していく中で「市民活動」についても考え、今回の開催へとつながり、実に2年ぶりの「丸亀朝カフェの会」となりました。



今回は、御年95歳の人生の大先輩やママと一緒の0歳の赤ちゃんの参加もありました。以前の会から参加のあった方も含め、19名の方が集いました。



席は簡単に3つのグループに分けられ、受付をした方から自由に席につきました。手には、水筒やカフェのコーヒー、ペットボトルをお持ちの方もいます。同じ席に着いた方から、自由におしゃべりがスタート。簡単に自己紹介をする方、前に座る方に質問を投げかける方など、皆さん新たな出会いを楽しまれていました。

少し時間が経つと席を自由に動き、また違う方とおしゃべりを楽しみます。どの席もとても和やかで、約1時間半のイベントはあっという間に過ぎていきました。



海見さんは、「2年間の期間がありましたが、以前と雰囲気も変わらず良かったです。それどころか年齢層がすごく広がって、予想以上の開催ができました。また、これから『朝カフェ』と『ナイトカフェトーク』を月ごとに交互に開催する予定です。最終的には、朝・夜に集まった人たちが合同で、いろいろなグループが混ざって話すことができたら楽しいなと思っています。日付を決めなくても、家族や友だちと一緒じゃなくても、マルタスに来れば仲間と話せるような、そんな出会いが広がれば嬉しいです」と話しました。



【編集部より】さまざまな職業、年齢、性別の方々と出会い、談笑する。なかなかない機会を参加者の皆さんは楽しまれていました。話が苦手な方は、聞いているだけでもいいそうです。気になる方は参加してみてはいかがでしょうか。