レポート

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【With Community】幅広い世代に情報を届ける~城坤コミュニティ

マルタスでは、住民が力を合わせて地域をより良くするために活動している丸亀市内の各コミュニティを取材しています。

丸亀市には、概ね小学校区を単位とした17の地域コミュニティが形成されています。
コミュニティは、地域にある自治会や老人会、民生児童委員会、PTAをはじめとする各種団体などにより構成されています。それぞれのコミュニティでは、地域の活動計画となる「まちづくり計画」を策定し、広報誌の発行、コミュニティまつり、環境美化、防災訓練、子育て支援などの事業を行い、地域の課題解決と、特色のあるまちづくりに取り組んでいます。



今回は、城坤コミュニティについて紹介します。



城坤地区は、明治23年に津森村、新田村、塩屋村、下金倉村(中津町)、上金倉村(金倉町)が合併して「六郷村」となり、その後「六郷の郷」と呼ばれるようになりました。地区内には、多くの神社や寺などの歴史的建造物が多くある一方、総合運動公園などのスポーツ施設も充実し、香川丸亀国際ハーフマラソンは世界的な定例イベントになりたくさんの参加者でにぎわっています。
丸亀のコミュニティの中で一番大きなコミュニティで、令和5年には約6,500世帯、人口約14,000人の方が住み、城坤小学校は児童数が700人を超える地域で、比較的若い世帯が多い地域となっています。

城坤コミュニティ「ふれあい城坤」は、総務、環境生活、福祉保健、健全育成、体育、文化の6部会から成り立ちます。
令和6年に策定された「六郷の郷まちづくり計画」には、それぞれの部会ごとに基本方針と具体的な取組が取りまとめられています。

・総務部会 「情報を発信するまちづくり」をめざして
・環境生活部会 「安全・安心に暮らせるまちづくり」をめざして
・保健福祉部会 「あたたかい福祉のまちづくり」をめざして
・健全育成部会 「子どもの笑顔があふれるまちづくり」をめざして
・体育部会 「スポーツを通じた健康なまちづくり」をめざして
・文化部会 「文化のまちづくり」をめざして
・特別委員会 「地域住民の親睦と交流、連帯意識の高揚」をめざして
・自主防災会 「地域の特性に根差した防災・減災」をめざして

城坤コミュニティセンター



城坤コミュニティセンターは、JR予讃線の讃岐塩屋駅から南に約16分、ゆめタウン丸亀などが並ぶ県道205号線から少し北側に入ったところにあります。軽運動室やフローリングの会議室、24畳と15畳をつなげて利用できる和室など、様々な用途で利用できる貸会議室があり、小さな子どもからシニアまで楽しめる生涯学習クラブが多数活動しています。また、カフェのような雰囲気の談話コーナーやマッサージ機などを常設した健康室、地域の皆さんに本を介したつながりを持ってほしいと「城坤ライブラリー」として図書室が解放されています。これらは、地域の子どもたちが図書室で勉強したり、談話コーナーで大人がコーヒーを楽しんだり、どなたでも気軽に利用できる場所となっています。

学校支援ボランティア「ふれあいろくごう」



令和5年度、丸亀市内の小中学校がコミュニティスクール(地域とともにある学校づくり)導入に伴い、地域学校協働本部として学校支援ボランティア「ふれあいろくごう」が立ち上げられました。
小学生の登下校の付き添いや見守り、新1年生の給食配膳支援、ミシン授業の補助など、学校が求める支援について地域のボランティアが参加し、子どもたちの成長を一緒に見守っています。

ボランティアは現在も募集されています。ぜひ、気になる方は城坤コミュニティセンター(TEL:23-8129)までお問い合わせください。

ふれあい城坤春まつり、ふれあい城坤秋まつり



春祭りは、毎年3月に城坤コミュニティセンターで開催されます。幼稚園・保育所の子どもたちや生涯学習クラブのステージ発表や作品展示、ワークショップ、バザーなど盛りだくさんの内容で開催されます。また、秋祭りは城坤の小学校(今年度は小学校が改修中のため、みなくる広場)で開催され、子どもたちの発表やバザー、イベントなどが行われています。どちらもたくさんの方が参加し、地域が盛り上がる一大イベントです。

ろくごう夢クラブ



夏休み期間中に城坤の小学生を対象に開催される子ども教室。令和6年度は、7月22日から26日、「サイエンス」「クラフト」「スポーツ」「陶芸」「お菓子作り」の5教室に75名の子どもたちが参加しました。学校ではなかなか経験できないことを中心に、学年に合わせて楽しめる活動で、子どもたちからは「とても楽しい5日間だった。また来年も参加したい」「先生が優しく教えてくれたので楽しかった」などと感想が聞かれました。

自主防災組織



防災、減災をめざして活動を行っています。世帯数が6,500世帯に対し、自治会に参加するのは2,600世帯とのことで、自治会に入っていない方にどう情報を届けるかを現在試行錯誤されています。また、現在はコミュニティと自主防災会で運営を担っていますが、行政や地元企業にも協力を仰ぎながら、避難所を増やすというハード面の働きかけや実働できる人材の発掘など、もしものときのために住民に安心安全と届けたいと日々活動を進めています。

城坤コミュニティのこれから

城坤コミュニティでは、どのようにして14,000人の住民にコミュニティの情報を伝えるかということを一番の課題として挙げています。その一環として、インターネットやSNSでの情報発信に力を入れています。高齢化が進む中、コミュニティ活動に参加している30~40代の意見も取り入れながら、より多くの人々に情報を届けられるよう工夫しています。

次回は、城坤コミュニティで活躍する人物について紹介します。