レポート

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【With Community Person】若い世代に思いを引き継いでいく~城坤コミュニティの推し

マルタスでは、地域や住民のために尽力する丸亀市内の各コミュニティを取材しています。

丸亀市内には、概ね小学校区を単位とした17地区でコミュニティが組織されています。この記事では、それぞれのコミュニティで活躍する人物について、その活動や思いについて紹介します。

今回は、城坤コミュニティで活躍する人物について紹介します。

塩田康広さん―ふれあい城坤 会長



城坤コミュニティには若い世代のボランティアの方もいらっしゃいますが、組織の改革は大変ではなかったですか。
大変なのは大変なのですが、面白いと言えば面白いですね。活気が出てきたら楽しいです。
やはり、コミュニティに若い世代を呼ぶには若い世代の気持ちや考えがないといけません。ボランティアは義務感だけではできないし、やる人自身が楽しめてないと参加する人も楽しめませんからね。まだまだ足りないので、もっとたくさんの若い人に参加してもらいたいです。

コミュニティ活動での課題はありますか。
やろうと思えばやれることはたくさんあるので課題はかなりありますが、特に人づくりや人のつながりづくりが大事なのではないかと思います。
イベントを開催する過程でたくさんの人と一緒に行動していると、その人の人となりがわかるんです。例えば、「この人はずっと難しい顔をしていたけど、話したらものすごく几帳面でみんなのことを思っているんだな」とか。これがないとコミュニティでイベントをする意味はないと思うので、失敗してもいいからみんなで一緒にやるということが重要なのではないかと考えています。

これから、コミュニティでどのように活動していきたいですか。
一番は後継者づくりに取り組みたいです。後継者と言ってもただ単に私の後を継いでくれる人というわけではなく、やり方や方向性に関しての私の考えを理解し引き継いでくれるような人材をつくりたいです。コミュニティは組織なので、人によって方向性が違うというのでは継続できません。それを理解してもらい、組織の形を整えてから次に引き継ぎたいですね。引き継げたら、ほかにもやりたい事がたくさんあるので自分の好きなことをいっぱいやりたいです。

萩野亜希さん―ふれあい城坤 健全育成部会長



コミュニティでボランティアをされている方の中では若い世代だと思うのですが、コミュニティに入った時はどのようなことをされていたのですか。
コミュニティのボランティアは60代の方がほとんどなのですが、塩田さんが会長になった年から「ボランティアを若い世代に変えていこう」ということで若い世代も増えてきています。
私は当初から、子ども中心のイベントを企画する健全育成部会に入っていました。部会では年3回大規模なイベントがあるのですが、それを考案し20年間運営していた当時の部会長がご病気で活動を続けることが難しくなり、私が運営を引き継ぐことになりました。その際に塩田さんと相談する機会が増え、健全育成部会の副部会長に誘われて今年7月まで副部会長をやっていました。

活動のモチベーションになっているものはなんですか。
“お互いさま精神”です。コミュニティ活動は、金銭などのモノが発生しない分、目に見えない感謝や「この人だから助けたい」という気持ちで成り立っていると思います。その“お互いさま精神”の土台は、雑談や思いを話す中での「ありがとう」や「お願いします」の言葉が行き交うところで築き上げられます。そんな気持ちがもっと大きな広がりになればいいなと思っています。

※2025年3月展示時点

次回は、垂水コミュニティについて紹介します。