レポート

10月28日（金）、金山美樹さんによる「美姿勢のための運動教室」が開催されました。
金山さんは自分のからだの仕組みや姿勢美が健康と直結していると知ることができるよう、日々の健康づくり、姿勢美づくりに取り組み、運動方法、食生活、良質な睡眠の取り方など、生活習慣について一緒に考える活動をしています。
定期開催されている今回のイベントでは、ゴムバンドを使い、誰でも無理なく簡単に行える運動によって、運動不足解消と美姿勢を目指します。
今回は、緑・黄色・赤色の３色のゴムバンドを使っていきます。

まず今の自分のからだの状態を確認するために、前屈や後ろに反る運動、首を左右に振る運動、足踏みなどを行いました。

次に、緑色のゴムバンドを足の付け根の位置にぎゅっと巻き、前屈や後屈、足踏みなどを行い、つけてないときとのからだの変化を感じました。
先ほどの足踏みで、重く感じた足に、黄色のゴムバンドを巻きます。くるぶし、土踏まずに巻き、土踏まずのアーチを作ります。参加者は、「足が曲がりやすくなった」とおっしゃっていました。

金山さんは、「首のカーブ、腰のカーブ、土踏まずのアーチは大事なので、これができることによって、綺麗な姿勢を保つことができます。ゴムバンドを巻いて行う意味をこの講座でお伝えしたいです」と話しました。

そして赤色のゴムバンドを黄色のゴムバンドとは逆の足に上から足全体に巻いていきます。点を線で結ぶイメージで骨盤回しを20回ずつ行いました。

続いて、土踏まずをつくる運動として、つま先立ちを10回行いました。むくみや冷えの解消に、下半身を重点的に動かしました。

今度は上半身を動かしていきます。足から外した赤色のゴムバンドを肩に持ち、胸の位置を基準にタスキ掛けをします。このときに、ゴムバンドを捻らないように気をつけて巻きます。

次に、黄色のゴムバンドを持ち、首の付け根に当てて、斜め45度に引っ張ります。首の真ん中や生え際をゆらゆら左右に振り、首をほぐしました。

さらに、かまぼこの形の枕を使い、骨盤と首のカーブを作ります。
首のカーブは寝ている体勢のときに作ることができるので、寝ながら綺麗な姿勢を作ります。そうすることで、息を吸うのも楽になります。冷えやセルライトに効果的な運動なども行い、膝裏、お尻の下、腰、肩甲骨、首に枕を入れ、順々にほぐしていきました。

最後に深呼吸をし、呼吸を整え、終了しました。

イベント終了後、金山さんは「マルタスで始めたきっかけが、知り合いから運動は1人ではできないということを言われて、マルタスの部屋を借りてみんなで運動をしようとなったのが始まりです。ゴムバンドで関節を締めることで、それだけでも可動域が広がり、姿勢も綺麗になります。からだに負担がなくなり、楽になるということを運動を通して、知ってもらえると嬉しいです。」と話しました。

【編集部より】
無理なく、初心者の方でも行える運動だと思いました。定期的に開催しているので、このイベントで月に2回ほど、姿勢を維持するために参加してもいいかもしれませんね。