花を使ったオリジナルうちわ 2022.7.2(土)
| イベントレポート
7月2日(土)、香川大学瀬戸内地域活性化プロジェクトによる「花を使ったオリジナルうちわ」が開催されました。
同プロジェクトは、香川大学の学生によるもので、大学生からの視点で生まれる様々なアイデアで地域活性化に携わり、地域のすばらしさを再発見し、香川県を盛り上げたいと活動をしています。
今回は、丸亀市の伝統工芸品である丸亀うちわの良さを知ってほしいという思いから、丸亀うちわの骨組みの美しさを存分に活かしたオリジナルうちわを作るワークショップを開催しました。
まずは、同プロジェクト丸亀班のリーダーである中川雄太さんから、「新しいおしゃれなうちわを作ってください。また、私たちがどんな活動をしているかも知ってほしいので、大学の話なども気軽に聞いてください」と話があり、ワークショップが始まりました。
参加者には一組ごとに大学生が数名つき、一緒に作品を作り上げていきます。
たくさんの造花の中から好きな色が入ったセットを選び、うちわの上に広げて配置を考えました。悩んでいる様子の子どもたちには、大学生が優しく声を掛け、一緒にどのような飾りにするか考えます。
ある程度配置が決まったあと、両面テープでうちわに貼り付けていきました。
シンプルな竹うちわが、造花を貼るごとに華やかになり、参加者の皆さんの個性が光るオリジナルのうちわとなりました。
参加はお子さんが多く、「このお花をどこに貼ろうかな」と大学生と楽しそうに話しながら作業する子や黙々と作業をする子など、子どもたちのたくさんの表情を見ることができました。
ピンク色の造花で作成した女の子は、「大きいお花がポイント。かわいくできた」と感想を話しました。
中川さんは、「丸亀に関するうちわで、ライトさを意識した今回の企画でしたが、たくさんの子どもたちが参加してくれて良かった。次は、瀬戸内国際芸術祭2022の秋会期に合わせて準備中なので、学生で話し合い、よりよいものにしたい」と意気込みました。
【編集部より】子どもたちと大学生が一緒に、オリジナルのうちわを作り上げていく様子がとても微笑ましいイベントでした。暑い日に使うことはもちろん、飾っても楽しめる素敵な作品となりました。