レポート

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竹の苔テラリウムを作ろう! 2022.4.28(木)

4月28日(木)、「WillMs丸亀」の横山純果さんによる「竹の苔テラリウムを作ろう!」が開催されました。
WillMs丸亀は、「月菜汁」という架空の郷土料理の普及・定着や、城下町丸亀の景色を大切にしたいという思いから、日本の伝統文化である着物を絡めたまち歩きイベントなどを開催し、城下町の風情を感じられるまちづくりなどを目指した活動を行っています。



昨年7月に、WillMs丸亀が主催した「城下町と竹灯りを楽しもう!浴衣でまるがめ散歩」の一環として行われた「まるがめ城宵あかり」では、マルタス前の道路で、大小さまざまな竹灯籠に火を灯し、幻想的な雰囲気を多くの方が楽しみました。
今回は、今後の竹灯籠のイベントにつなげたいという思いと、丸亀の竹うちわをイメージして、竹を使ったイベントが開催されました。


まるがめ城宵あかり


「テラリウム」とは、英語で「土地」を意味する「terra(テラ)」と、「場所」を意味する「arium(アリウム)」を合わせた造語で、透明なガラス容器などの中で植物を育てることを指します。
今回は、竹を入れ物に利用し、苔をメインにした「竹の苔テラリウム」を作りました。



①上側が斜めにカットされた竹の中に小さな砂利を敷き、2種類の土を入れます。



②用意された苔の根本を整え、土に植え付けていきます。



③飾り砂などでデザインします。



④ミニチュアのフィギュアを配置して完成です。



苔はツルチョウチンゴケやヤマゴケなど、3~4種類用意され、使う苔の種類によって表情が変わる作品作りを参加者は楽しみました。また、イベントは少人数で行われ、和気あいあいとした雰囲気の中、進められました。
完成した作品は、霧吹きなどで水を上げながら日の当たるところに置いておくことで、お家でも楽しむことができるそうです。





横山さんは、「竹の中の小さな世界のイメージを膨らませながら作り、大人も集中して取り組むことのできる作品作りです。作品には、それぞれの個性がでるので、ぜひ家の中に飾って楽しんでもらえると嬉しいです」と話しました。

【編集部より】小さな世界に、真剣に向き合う参加者の皆さんの横顔が印象的でした。参加した皆さんは、お家でも作品を愛でて楽しむのではないでしょうか。このイベントは、今後も開催される予定です。

※レポート内では、以前同イベントを開催したときの写真も使用しています。