レポート

2月12日（土）、森里美さんによる「バレンタインフラワーギフトをつくろう！」が開催されました。
森さんは、子どもから大人までたくさんの人に花のある生活を広めたいという思いで、生花や造花、ドライフラワー、プリザーブドフラワーなどを使い季節感のある作品を作るワークショップを開催されています。

この日は、バレンタインデーの間近ということで、ハート型の風船とラナンキュラスやスイートピーといった春の花を使い、バレンタインを意識した作品を作りました。

参加者は、まずは用意された花束、3色の風船、メッセージカードから好きなものを選びます。「どれにしようかな」とお花を選ぶ段階から楽しそうな皆さん。笑顔でお気に入りを決めたあとは、早速フラワーアレンジメントに移ります。

今回は、ギフトにもできるように、持ち手のついたペーパーボックスが用意されました。中にはビニールとオアシス（花を生けるためのスポンジ）がセットされており、まずはハート型の風船の位置を決めます。それからはお花を自由に生けていきました。

森さんは、その様子を温かく見守りながら、「正面からだけでなく、向きを変えて全体を見て生けてみてください」と声をかけます。参加者の皆さんは、アドバイスを受け、花の高さや全体のバランスなどを考えながら、お花と向き合い、思い思いの作品を作り上げていきました。

明るい窓際の席で穏やかな雰囲気で行われているイベントの様子を見て、飛び入り参加した方もおり、参加者からは、「コロナ禍で自宅にばかりいたけど、参加して明るい気持ちになれた。いきなりでも参加して良かった」、「アレンジメントをもっと勉強したい」など前向きな感想が聞かれました。
森さんは、「参加してくださる方が作りたいものができるようにサポートしています。季節感を大切にして、お花を自由に楽しんでほしいと思います」と話しました。

【編集部より】気持ちが明るくなる春色の花を前に、参加者の皆さんは真剣ながらもにこやかな表情で手を動かしていたのが印象的でした。素敵なバレンタインの思い出になったのではないでしょうか。