【Expanding story ~まるがめの市民活動~】自分たちの住む街を自分たちの手でおもしろく、温かくしていく挑戦。Josei Z
| まちのヒト・コト
マルタスでは、市民活動登録を行う皆さんに、活動に対する思いやこれからのことなどをインタビューしています。皆さんが行う「市民活動」とは何なのか?活動に対する「思い」とは?それぞれの活動のスタート、これまで、そしてこれからをお伺いしています。
ぜひ皆さんの活動や思い、踏み出した一歩をご覧ください。
「Josei Z」は、城西小学校で出会った6人が立ち上げた団体です。海などでの清掃活動をはじめとした環境美化・環境教育に関する活動を行い、未来につながる地域貢献・地球貢献をすることを目的に活動をしています。
今回は、「Josei Z」の皆さんに、ごみ拾いの様子を取材させてもらい、その後書面による取材を行いました。
活動を始めたきっかけと活動について教えてください。
海ごみ拾いを始めたきっかけは、小学生の頃、練習や試合などで中津球場に通っていたとき、海岸に大量のごみが打ち上げられているのを見たことです。あまりのごみの多さに驚き、「きれいにしたい」と思ったことがきっかけでした。
中学生になってから、一緒に野球をしていたメンバーに声をかけ、ごみ拾いを始めました。
ごみ拾いを続ける中で、自分たちの中にも「物を大切にしよう」という気持ちが強くなり、もっと多くの人に物を大切にする心を育んでほしいと思うようになりました。そこで始めたのが「廃材クラフト」という活動です。
廃材クラフトは、廃材を別の道具や作品に生まれ変わらせる活動で、例えば、一反木綿の凧や、段ボールを使ったグローブなどを作っています。
団体名・活動名の由来は?
団体名(JoseiZ / じょうせいぜーた): 「Josei」は僕たちの原点である丸亀市立城西(じょうせい)小学校地区から取りました。「ぜーた」はギリシャ文字の「Ζ(ゼータ)」で、数字の6を意味します。結成メンバーである同級生6人の固い絆を象徴しています。
活動名(僕らの延長戦。〜守りたい子どもたちの未来〜): 小学校で終えた少年野球の「その先(延長戦)」として、今度は地域や子どもたちの未来のために力を合わせて挑戦し続けたい、という思いを込めています。
これまでの活動はどのようなものがありますか?
主に3つの柱で活動しています。
1. 海ごみ拾い・調査: 長期休みを中心に地元の海岸清掃を行い、調査データを専門機関へ報告しています。b&gさぬきの子どもたちとも一緒に行っています。
2. 廃材クラフト: 段ボールグローブや厚紙球など、僕たちのルーツである野球をテーマにした工作や、一反木綿の凧などの昔遊び工作を企画・実施しています。
3. 学習支援・交流: 小学生の夏休みの宿題をサポートしたり、一緒にご飯を食べたりと、年の近いお兄さん的存在として交流を深めています。
印象に残っている出来事を教えてください。
コラボイベントを行ったことと、自分たちが主催して、段ボールグローブや凧を作るイベントを開催したことが特に印象に残っています。
自分たちは野球をしていたので、野球に関係するものを作りたいと考え、廃材を使ったグローブ作りを企画しました。マルタスで開催したところ、野球を一緒にしていた後輩たちも協力してくれ、グローブ作りを手伝ったり、参加した子どもたちと一緒に遊んだりしてくれました。
自分たちの活動に、後輩たちや地域の子どもたちも参加してくれたことが、とても嬉しかったです。
マルタスで市民活動登録した理由を教えてください。
自分たちの活動をより多くの丸亀市民の皆さんに知ってもらい、地域の子どもたちや世代を超えた交流の場を広げたかったからです。マルタスは多様な人が集まる市民活動の中心地なので、ここでイベントを主催したり情報発信をしたりすることで、地域に新たな賑わいや繋がりを生み出せると考え登録しました。
「市民活動」についてどう考えていますか。
僕たちにとって市民活動とは、「自分たちの住む街を自分たちの手でおもしろく、温かくしていく挑戦」です。誰かに強制されるのではなく、自分たちの「やってみたい」「子どもたちの笑顔が見たい」という情熱から始まり、地域の人々と一緒に街の未来や課題に向き合っていく大切な活動だと感じています。
活動を通して感じたことはありますか?
あえて少し難しいクラフト工程を取り入れているのですが、子どもたちが集中して作り上げ、完成した瞬間に見せる満面の笑みや「できた!」という達成感に触れるたび、大きなやりがいを感じます。また、ごみ拾いやイベントを通して地域の方々から「ありがとう」と声をかけていただくことで、僕たち自身も地域に育てられ、成長させてもらっていると強く感じています。
これからの活動について考えていることはありますか?
これまでは依頼を受けて、活動することが多かったのですが、これからは自分たちからイベントを企画し、活動から地域貢献につなげたいと思います。
高齢者から小さい子まで楽しめる活動やイベントを考えていきたいです。
これから市民活動を始める方へメッセージをお願いします。
僕たちの活動も、最初は「少しでも地元を良くしたい」という小さな思いから始まりました。
これから活動を始めたいという方も、「ちょっとでも良くしたい」という小さな思いからでいいと思います。その思いを大切にして、「とりあえずやってみる」という気持ちを大切にしてほしいです。


