レコードの音色を、子どもたちにも。親子で楽しむクラシックコンサート
| イベントレポート
8月8日(土)、丸亀市市民活動登録団体の「或る音盤会」が主催する「親子のためのクラシックレコードコンサート」が開催されました。
「或る音盤会」を主催する松本佑紀さんは、クラシック音楽のレコードを日常的に楽しめる機会をつくるため、「名曲喫茶」のような空間を地域につくり、忙しい日常の中でほっとできるひとときを提供しています。また、クラシック音楽を知ることが実際のコンサートへ足を運ぶきっかけとなり、誰もが音楽に親しめる環境づくりにつながることを目指して活動しています。
3月に開催された「〇〇×ふくし×まちづくりアワード2025」では、松本さんが「クラシックレコード×ふくし×まちづくり」をテーマにプレゼンテーションを行いました。
「名曲喫茶のように、ほっとできる空間を地域につくりたい」という想いから始まった「或る音盤会」は、これまでマルタスで25回以上開催され、延べ約400人が参加。クラシックレコードの音色を楽しみながら、日常の中で癒しのひとときを過ごせる場として親しまれています。
また、松本さんが勤務する障がい者施設で行っている「小さな或る音盤会」での活動を通して、音楽を聴くことで生まれるさまざまな「変化」を感じたことも、活動への想いを深めるきっかけとなりました。
「誰もがクラシック音楽のレコードを通して、ほっとできる空間や、日常の中の癒しのひとときを創出したい。そして、誰もが自然と音楽を楽しめる環境をつくりたい」。そんな想いから、これまで培ってきた経験を中讃エリアへさらに広げる活動に取り組んでいます。
今回の親子向けコンサートも、プレゼンテーションで語られた「子どもたちにもレコードの音に触れてほしい」「心が落ち着く時間を届けたい」という想いから企画されました。
当日は、会場に落ち着いたクラシック音楽が流れる中、コンサートがスタート。モーツァルトの「きらきら星変奏曲」に合わせて、マルタススタッフによる絵本『きらきらぼし』(発行所:株式会社ひさかたチャイルド)の読み聞かせも行われました。
演奏では、喜歌劇『天国と地獄』序曲(オッフェンバック)や、行進曲『威風堂々』第1番(エルガー)など、どこかで一度は耳にしたことのあるクラシック音楽も披露されました。
参加した子どもたちは、レコードから流れる音の大きさに驚いたり、指揮者の真似をして身体を動かしたりと、それぞれの楽しみ方で音楽に親しんでいました。
会場には、親子でレコードの音色に耳を傾け、ゆったりとした時間を過ごす姿が見られました。
松本さんは、「今回はじめて子ども達と、お父さん、お母さんにむけたコンサートを開催して、クラシック音楽のレコードの音色から様々な可能性を見出すことができました。レコードからクラシック音楽が流れているとき、子ども達はキラキラとした目でレコードやスピーカーを見ていたり、身体を揺らして音楽を聞いてくれました。それは、本当に嬉しい時間でありました。今回のコンサートの経験をもとに、2回・3回と続いていくような親子のためのクラシックレコードコンサートを企画していきたいです」と話しました。


