ハサミと紙袋で造形アート体験 2021.10.23(土)
| イベントレポート
10月23日(土)、Atelier Brooklynさんによる「ハサミと紙袋で造形アート体験」が開催されました。
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Atelier Brooklynの杉浦さんは、以前より造形作家として活動しており、過去には布を使ったワークショップなどを開催されていたそうです。お子さんが小さい間は少しアートから離れ、何を作りたいか浮かばない期間があったそうですが、お子さんが成長し、時間ができたことで、「紙」に目を付けた制作を始めました。するとその制作がとても楽しく、どんどん制作意欲が沸いてきたそう。そして、以前行ったワークショップでの、参加された方の作品が完成したときの笑顔や達成感などが忘れられず、今回のワークショップの開催にいたりました。
Atelier Brooklynさんのペーパーアートは、動物や植物など身のまわりのさまざまなモチーフを制作しています。材料である紙は、「切る」、「折り曲げる」、「色を付ける」などいろいろな表現を行うことができます。
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今回のワークショップでは、オリジナルの鳥の羽を作ります。参加者の皆さんは、紙袋とアクリル絵の具、ハサミを使い、ペーパーアートの世界を楽しみました。
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杉浦さんが用意したアクリル絵の具から、好きな色を3色まで選びます。紙袋は、2つにカットして使いました。紙袋にアクリル絵の具を垂らし、もう一枚の紙袋を重ね、上から押さえてくるっと回したり、少しずらしたり…。子どもたちには、杉浦さんが一人ひとりに手を添えて行っていました。そうして、上側の紙袋をそっとはがすと、グラデーションの出来上がり。それを乾かしてから次の工程に進みます。
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アクリル絵の具を乾かした後、用意された羽型の型紙にそって鉛筆で下書きし、ハサミで切り取ります。その後、羽のように細かくハサミを入れていきます。作業中、杉浦さんは、「ハサミは、先端ではなくて奥側で切ると上手に切れますよ」と声を掛けます。参加した子どもたちは、とても集中して細かくハサミを入れていました。
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羽の大まかな形ができると、のりで軸を貼り付け、立体的になるようにピンセットでつまんでいきます。この作業も、杉浦さんがサポートしながら作品を作り上げていきました。
できた作品にはそれぞれネームタグを付け、家に飾れるように素敵な額に入れて完成です。
参加したお子さんの保護者からは、「出来上がりのクオリティが高く、とても楽しかった」、「普段できない体験ができ、子どもたちにとって良い経験になった」などと感想が聞かれました。
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【編集部より】出来上がった色とりどりの作品は、個性豊かでオリジナル。世界で1つの自分だけの作品となりました。Atelier Brooklynさんの作品は、11月30日(火)まで、1階市民展示コーナーに展示しています。ペーパーアートの世界をこの機会にぜひお楽しみください。