マルタスNPO交流会 2021.6.26(土)
| イベントレポート
「NPO」とは、継続的な事業として、さまざまな社会貢献活動を目的に活動する民間の非営利の組織のことをさします。市民が自主的・自発的に主体となって進める公益的な活動を「市民活動」と呼ぶことがありますが、最近では「NPO活動」と呼ばれることも増えてきています。
マルタスでは、丸亀市などで活動するNPO(市民活動)やNPO法人を対象に、普段活動している分野とは別の団体とつながることで、活動内容や課題などを共有し、活動の幅を広げてほしいという思いから「マルタスNPO交流会」を開催しています。
6月26日(土)、第2回目となる「マルタスNPO交流会」が開催され、さまざまな分野で活躍する8名が参加しました。交流会は2チームに分かれ、また、それぞれのチームにはマルタスの市民活動支援スタッフとゲストとして岡山NPOセンタースタッフが配置されました。
まずは司会者から、今回の交流会の目的と4つのルールが説明されました。
【目的】
・横のつながりを作ろう
・困りごとを共有し、一緒に考えよう
【ルール】
・よく聞こう、短く話そう
・否定はしない
・「いいね!」や「ナルホド」がアイデアを広げる
・正解はない
自己紹介では、それぞれの活動紹介と最近嬉しかったことをテーマに、チーム内で1人ずつ話していただきました。名刺交換を行ったり、ほかの方の話を聞いて質問したりとお互いの理解を深めていきます。
本題である今回のテーマは、「コロナ禍の活動を考えましょう」。テーマに沿った2つの題目について、グループワークが行われました。題目について各活動者が自らの状況や意見を発表し、聞き手は、その内容について「いいね!」と思うことやアイデアなどを付箋に書き起こし発表者に渡していきました。
【題目①】昨年はどんな活動をしていましたか
コロナ禍の影響を受けなかなか思うような活動ができなかった、オンラインでの活動を進めた、団体内で話し合いを行い今後について確認したなど、活動内容にもよりますがどの団体もコロナ禍の影響を受け試行錯誤しながら活動したことが発表されました。
【題目②】来年(これから)はどんな活動を考えていますか
少人数での活動(イベントなど)を増やす、活動のブラッシュアップを行う、ほかの団体とコラボしたい、オンラインの強化など、今後についての前向きな話がなされました。
参加者からは、「いろいろな分野から参加していて、横のつながりができることがプラスになると思う。前向きな話もできていい時間になった」、「自分では思いつかないような意見を聞くことができ、参考になった」などと感想が聞かれました。
【編集部より】今回の交流会では、さまざまな分野で活動されている皆さんが気兼ねなく話し合い、新たな発見や繋がりを持つことができたのではないでしょうか。マルタスNPO交流会は、8月からは、「市民活動交流会」に名称を変え、隔月で開催される予定です。活動の未来や丸亀について一緒に考えてみませんか?