MIMOCAと顔を描こう! 2021.6.11~13
| イベントレポート
6月11日(金)から13日(日)の3日間、「MIMOCAと顔を描こう!」が開催されました。
このイベントは、NHK高松放送局と丸亀市猪熊弦一郎現代美術館による美術館開館30周年記念「NHK かがわ絵顔プロジェクト」の一環として行われ、コロナ禍の現代を生きる人々の想いや心の声を「アート」を通じて紡ぎ出し、閉塞感や将来への不安を少しでも癒し、明るい未来を描くことで「アートはバイタミン」という猪熊弦一郎氏の意志を次世代に引き継ぎたいという思いが込められています。
今回のワークショップには、3日間で88人が参加し、会いたい人の顔、自分の顔、これからなりたい顔、大切な人の顔など「描きたい顔」を描いてもらい、その想いやエピソードを合わせて記入していただきました。
参加者の皆さんの前に用意されたのは、白い画用紙とさまざまな色のクレヨン。
MIMOCAのスタッフさんから、
「テーマを決めたら、下書きはなしで思いっきり描いてください。そして描くことで心を癒してください」
と声が掛けられ、描き始めます。
お孫さんの写真を見ながら描く方、好きな色で力いっぱいに描く子どもたち、
動物を描く方など思い思いの作品が出来上がっていきます。
大人から子どもまで、自分の思いをのびのびと表現しました。
【編集部より】初めは真剣な表情で描いていた皆さんも、描き終わるころには笑顔がほころんでいました。今回描かれた作品は、8月12日(木)から15日(日)まで、マルタスに展示される予定です。参加者の皆さんによって描かれた顔をぜひご覧ください。きっとほっこりとした気持ちになると思います。また、作品にまつわるエピソードは、「NHK絵顔プロジェクト」特設サイトで公開予定です。