レポート

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学生がボランティア活動で社会貢献! 「まるがめ学生ボランティア・アワード2024」

「社会貢献したい」「学生生活を楽しく過ごしたい」「SDGsに興味がある」など、様々な想いや目的を持った丸亀市内の高校生が集まり、2023年6月、「まるがめ高校生ボランティア部」が始動しました。
「できる人が、できることを、できるだけ」を合言葉に、2024年4月に2年目を迎え、現在は市内7校61名の高校生が参加し、ボランティア活動を通して交流を深めています。

※ボランティアとは、自分の意志で、自分に関心のあるテーマや得意なテーマなど、身近にできることから始められる社会貢献活動です。

「まるがめ高校生ボランティア部」は、ボランティア活動を支援している丸亀市社会福祉協議会が、次世代を担う高校生が「誰かのために行う活動が、社会のためになっていること」を考え、「人のために行動することが自分自身の成長につながる」ことに気付き“強くてやさしい心”を育むために、昨年度に創部しました。
また、市内の学生グループへ自主的かつ自発的に行うボランティア活動を応援する制度「輝く☆学生ボランティア活動応援助成金」を活用し、取り組んだボランティア活動を報告する場として「まるがめ学生ボランティア・アワード」が創設されました。企画・運営は高校生ボランティア部員が実行委員となり努めました。
活動発表では、若者ならではの独創性のあるアイデアで地域づくりを活性化させるとともに、若者が丸亀市の魅力を感じることによる将来的な市内への定住意識の醸成及び地域の人々と多様に関わる関係人口の増加を図るなどの報告を行い、高校生の創造力・発想力・行動力を称賛し、お互いのボランティア活動の共有の場となっています。


まるがめ高校生ボランティア部の活動の様子


まるがめ高校生ボランティア部の活動の様子


そして、3月21日(木)、生涯学習センターにて「まるがめ学生ボランティア・アワード2024」が開催されました。
本アワードは、丸亀市社会福祉協議会が助成する「輝く☆学生ボランティア応援助成金(高等学校等)」を交付された6団体(高校:4団体、大学、専門学校:2団体)による活動内容の報告会、並びに5人の審査員により自発性・発想力・継続力・社会貢献性・伝達力の5つの観点から活動についての審査が行われました。
また、こちらは「まるがめ学生ボランティア・アワード実行委員会」に所属する高校生によって企画、運営されました。

下記の7団体が5分という短い発表時間の中で、それぞれの活動内容や活動を通して感じたこと、学びなどを参加者に伝えました。



【team SJ】丸亀城西高校
・丸亀市の魅力発信
・塩飽諸島に重点を置き、さぬき広島や小手島で活動。
・丸亀城ボランティアガイド

【飯山高校ボランティア部】飯山高校
・子ども食堂
・コスモス祭り
・清掃ボランティア

【大手前丸亀高校広報委員会】大手前丸亀高校
・清掃活動「えころとんぐ。」
・ごみをごみにしない「To-gather」
・「まちをしる」隊

【松陰高校丸亀校ボランティア部】松陰高等学校丸亀校
・地元の良さ再発見
・さぬき広島清掃活動
・手毬の作成
・丸亀まちあかり実行委員と灯篭づくり
・赤い羽根共同募金活動
・丸亀市国際ハーフマラソン大会で能登地震災害義援金の募金活動

【459ボランティアクラブ】四国医療専門学校
・クリーン作戦
・豆三角灯篭の作成
・地域のイベント
・日本赤十字社献血
・健康フェスタ

【さぬき広島ボランティ愛ランド】同志社大学
・学生ボランティアの受入
・フィールドワークの受入
・島の賑わいづくりのためのイベント開催






栄えある大賞には、大手前丸亀高校広報委員会が選ばれました。また、ほかの団体もアイデア賞・課題発見賞・地域貢献賞が授与されました。




【編集者より】マルタスは、まるがめ高校生ボランティア部が行う定例会の開催場所の提供や学生へのアドバイスなど、学生が行うボランティア活動を支援してきました。
「始めるきっかけ」はどんな些細なことでもかまいません。ボランティアに興味を持って参加してみることで、この街がもっと好きになり、そして街が良くなる最初の一歩だと思います。マルタスは、ボランティアに興味を持つ学生の皆さんをこれからも応援します!