楽しくヒップホップダンス!みんなで大きく踊ろう
| イベントレポート
「丸亀大文化祭準備委員会」は、四国家サポーターズクラブ 丸亀にぎわいプロジェクトが開催した「まるがめ地域活性化プランコンテスト」をきっかけに活動を始めました。同コンテストは「行きたくなる丸亀~市外の方々が『行きたくなる』プランを考える~」というテーマのもと、地元の高校生を対象にプランを募集しました。
かつて金比羅参詣の玄関口として多彩な人で賑わった丸亀港に着目し、高校生と地域の人々が交流をする「丸亀大文化祭」というプランが最優秀に輝きました。
あくまで仮想のプランを競うコンテストだったため、このプランを提案した高校生たちは、どうにか自分たちで実現できないかとマルタスに相談に訪れ、まずはその一歩として「丸亀大文化祭準備委員会」を結成し、様々なイベントを開催することとなりました。
そうして8月17日(木)、第1回目となるワークショップ「高校生が教える!ヒップホップダンス教室」が開催されました。 講師の宮脇さんは、同委員会の実行委員の1人。昨年11月に開催されたダンスドリル大会ソロの部で中四国2位の成績を収めました。そのダンス技術を活かし、小学1年生から3年生までを対象に、ヒップホップダンスを一緒に楽しむワークショップです。 ヒップホップダンスは、1970年代にニューヨークで生まれ、自分の個性や感情を表現する手段として世界中の人に愛されてきました。今回のワークショップは、AIが広がる現代で、人間らしさを持った人になるため、また、自分らしさや自分の心をダンスで表現してほしいという思いから企画されました。
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「大きく踊ること、そして楽しくダンスすることを意識してください」と、宮脇さんから子どもたちに声が掛けられます。
参加する子どもたちの周りには宮脇さんのほかにも高校生が付き、一人ひとりをフォローしやすいように工夫されていました。子どもたちは宮脇さんや隣の高校生の真似をしながら体を動かしていきます。 何度も復習しながら、少しずつ曲を進めていきます。最初は緊張していた子どもたちにもだんだんと笑顔が見られ、心からダンスを楽しんでいることが伝わってきました。
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練習のあとは、保護者の皆さんにダンスを披露します。大きく、楽しく踊ることを意識しながら、最後のポーズまでみんなで踊りきりました。 また、子どもたちから好きな音楽を聞き、その曲を宮脇さんが即興で披露するパフォーマンスも行われました。大会で2位に輝く実力のダンスを目の当たりにし、子どもたちも夢中になって拍手を送っていました。
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ワークショップ終了後、宮脇さんは「少し緊張しましたが、子どもたちの笑顔が見られて良かったです。学校では経験できない貴重な機会になりました。またいろいろと考えて、これからにつなげていきたいと思います」と話しました。
また、丸亀大文化祭準備委員会の代表である石橋さんは、「将来的には大文化祭を開催したいと考えていますが、まずは人のつながりや関わりなど、視野をしっかりと広げたいと思います。今回は子ども向けのワークショップでしたが、自分たちの得意なことを活かし、様々な世代に向けたイベントを今後も企画していきたいです。そして新しいコミュニケーションを作っていき、今までにないものができたら嬉しいです」と話しました。
【編集部より】初めの一歩を踏み出した高校生たち。これからも様々なイベントを企画しているそうですので、ぜひご参加ください。