即興劇を通して、心温まるひとときを。
| イベントレポート
11月8日(水)、プレイバックシアター劇団365による「親としての体験を即興劇で再現!心が軽くなるワークショップ」が開催されました。
プレイバックシアター劇団365は、即興劇を通して子育ての悩みや思いを安心して語り合える場を提供したいという思いから活動されています。
メンバーの皆さんは、子育てを経験し、日常のささいなことを安心して話ができたり、共感してもらえたりすることの大切さを感じ、どんな気持でもそのまま受け入れられる場所をつくりたいと考えられています。
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今回は「親子」というテーマのもと、参加者やメンバーの皆さんの子育ての体験を語り、それを即興劇にして披露するというイベントを開催しました。
まずは、アイスブレイクとして自己紹介などを行いました。今日食べたもの、何をしてすごしたか、家族構成などを話して緊張をほぐしていきます。
次に、即興劇に入ります。子育ての悩み、親子のお話、家族に対する不満などをざっくばらんに話していきます。参加者だけでなく、メンバーもこの中に参加することで話しやすく、知らない人同士だからこそ話せる気持ちを素直に打ち明けていきました。
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参加者のお話の中から、幼い頃のお子さんとのある思い出を、劇団メンバーが即興劇にしていきます。ここまで和やかな雰囲気が流れていましたが、即興劇が始まると一転して緊張感のある空気が会場を包みました。
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お話された方の思い出が、そのときの様子や気持ちが細かく劇で表現されていきました。また、劇に合わせて電子ピアノやウッドブロックなどの音を流すことで、心理描写を深く表していました。
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同劇団の欠田さんは、「参加した方がたくさんお話できて良かったと喜んでくださったのでほっとしました。次回開催のイメージもつかむことができたので、バージョンアップして頑張りたいと思います」と話しました。
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【編集部より】人にもやもやしていることを話したり、劇として客観的にそのときの様子を眺めたりすることで心がふっと軽くなる、そんな体験をすることができます。ぜひ皆さんも参加してみませんか?