レポート

Report

丸亀まるっと!ボードゲーム化プロジェクト 2022.11.21(月)

「まちづくりをもっと面白く、楽しく」をテーマに、株式会社ヨンプラス 代表取締役でボードゲーム作家の橋口剛志さん、大手前丸亀中学3年生、マルタスを中心に丸亀市の魅力がたっぷり詰まったボードゲームを制作する「丸亀まるっと!ボードゲームプロジェクト」が4月から進行してきました。



ついにボードゲームが完成し、11月21日(月)、マルタスで成果報告会が開催されました。
まずは、マルタスの館長 佐藤より、同プロジェクトの趣旨説明をさせていただきました。

―マルタス館長 佐藤
4月からスタートしたこのプロジェクトでは、『まちづくりをもっと面白く、楽しく』をテーマに、マルタスがボードゲーム作家である橋口剛志さんに依頼し、大手前丸亀中学の生徒さんに協力いただきながら、丸亀の街を舞台にしたボードゲーム制作を進めてきました。
大手前丸亀中学の生徒さんは、4月には実際に街に繰り出して地域で活動する方にインタビューを行い、企画を考え、プレゼンの準備、6月には発表会を行いました。発表会で選ばれた企画を基に7月から橋口さんがボードゲームの内容をまとめ、テストプレイを繰り返しながら改良を加え、完成に至りました。ボードゲームならではの面白さ、楽しさを追求しながらも、『街のことがちょっと気になる』を意識し、楽しいものができたと思います。



次に、大手前丸亀中学の代表生徒が壇上にあがり、完成までの制作過程やゲームの内容について説明をしました。

―大手前丸亀中学 代表生徒ら
4月からこのプロジェクトに関わってきました。週1回の総合授業や放課後に集まり、幅広い年齢層に楽しんでもらえるものを考え、「僕たちが生活する丸亀市をより良くするにはどうすればいいか」そんなことを考えるよい機会になりました。
ゲームタイトルは、丸亀をもじって「MARU GAME TOWN(マルゲームタウン)」と名付けました。とても楽しいゲームができあがったと思います。このボードゲームをきっかけに、丸亀市内外の人に丸亀について楽しく知ってもらえたら嬉しいです。ゲーム作りを通して、丸亀には歴史があって楽しめる場所があるということを学び、半年前と比べ、もっと丸亀について知ることができたと思います。



ゲームは、丸亀の街が舞台です。実際にある丸亀のランドマークを配置し、丸亀に実在する通りの名前を使っています。その街に様々な店を建て、街に人を増やし賑わいを作ることで、収入を得ることができます。その収入をもとに街にランドマークを多く建てたプレーヤーが勝者となります。
ボード盤のランドマークや中間マスなどのデザインは、大手前丸亀中学の生徒が担当しています。



―大手前丸亀中学 デザイン班代表生徒
デザイン班は、お店カード、スタートマス、中間マス、ランドマークのデザインを担当しました。マルタスは昼と夜の2枚作成しました。どのイラストも工夫し、光の表現や雲の流れなどを意識したものもあります。見ていて楽しくなるようにたくさんの色を使いました。



生徒らの発表のあと、参加者によるボードゲームのプレイ会が開催されました。たくさんの取材陣に囲まれながら生徒らは実際にプレイし、ゲームの完成と魅力をアピールしていました。

橋口さんは、「大勢とボードゲームを作るのは初めてで、難しいこともありましたが皆でとても楽しく制作してこれたと思います。生徒たちにはアイデア力があり、私の創作意欲も掻き立てられました。ようやく完成しましたが、これからは展開していくフェーズに入ります。皆で盛り上げてほしいですね」と話しました。




【編集部より】ついにボードゲームが完成しました。このボードゲームは、マルタスのホームページからダウンロードできます。なお、今後の展開については、続報をお待ちください。
また、1月からはマルタスで体験会を開催しています。ぜひ、皆さんもプレイしてみてくださいね。