絵本制作の舞台裏!絵本作家のリアルなおはなし
| イベントレポート
4月19日、「絵本作家・近藤瞳さんトークイベント~1冊の絵本が出来るまで~」を開催しました。
近藤瞳さんは香川県在住の絵本作家で、2022年に『まって!まって!』(ポプラ社)でデビュー。同作はボローニャ・ラガッツィ賞 AMAZING BOOKSHELF に選ばれ、2024年には韓国版も刊行されています。その他、『おふとんからでたくない!』(日本マクドナルド「ほんのハッピーセット」えほん)などの作品があります。
今回のイベントでは、「絵本制作の舞台裏」をテーマにお話しいただきました。
まずは、絵本作家になるまでのお話から。
近藤さんは、フリーの編集者との出会いをきっかけにデビューを目指し、「まずは絵本を100冊読んでください」という言葉を受け、多くの絵本を読みながら研究を重ねたそうです。その後、物語の構成や構図を考えるラフスケッチを何度も制作し、『まって!まって!』(ポプラ社)でデビューを果たしました。
また、1冊の絵本が完成するまでの工程についても紹介していただきました。作品に時代背景を取り入れる工夫や、「作家にとっては作品でも、編集者にとっては商品」という視点の違い、色校正についてなど、制作の裏側を詳しくお話しいただきました。
さらに、色塗りの様子や実際に使用している道具を、動画や写真を交えながら紹介。服の模様を描くのが好きで、雑誌や舞台を参考にすることもあるそうです。
質疑応答では、「ご自身が読んだ絵本をお子さんに読み聞かせするのはどのような気持ちですか」という質問に対し、「娘がモデルになることもあり、没入感はあるのかなと思います。保育園で読み聞かせをした際はとても緊張しましたが、娘の友だちにも身近に感じてもらえたようで、楽しそうだったのが印象的でした」とお話しされました。
参加者の皆さんは熱心に耳を傾け、普段なかなか聞くことのできない絵本作家さんのリアルなお話を楽しみました。
今回のイベントを通して、絵本を読む楽しさだけでなく、作る楽しさや奥深さにも触れる機会となりました。


