レポート

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たくさんの想いを届ける「チョコレートで学ぶ商品開発とSDGs」

丸亀市に本社を置く四国化成ホールディングス株式会社主催、SUNNYSIDE FIELDS、丸亀市市民交流活動センターマルタス共催による『フェアトレードって何?チョコレートで学ぶ商品開発とSDGs』が開催されました。

このワークショップは、中学生、高校生、大学生(専門学校・短期大学を含む)を対象に、フェアトレードやSDGs(持続可能な開発目標)への理解を深めることを目的として実施されたものです。参加者は、フェアトレードの仕組みや社会課題について学ぶだけでなく、マーケティングの視点を取り入れながら、実際の商品開発や販売を体験しました。「どうすれば商品が手に取ってもらえるのか」「誰に届けたいのか」「価格設定をどうするか」といった問いに向き合い、グループで意見を出し合いながらアイデアを形にしていきました。



第1回目となる11月9日のワークショップには、高校生から大学生まで7名が参加しました。フェアトレードの基本的な仕組みやSDGsについて学びながら、四国化成ホールディングス株式会社が進めている実証実験についても紹介されました。その後、チョコレートの味やターゲット、商品コンセプト、パッケージデザインなどについて活発な意見交換が行われ、参加者それぞれの自由な発想が飛び交いました。




続く1月25日の第2回では、SUNNYSIDE FIELDSによって製作されたチョコレートの試作品が並び、参加者は試食をしながら、さらに具体的なPR方法や販売戦略について検討を重ねました。また、この回では「売上が出た場合、その利益をどう使うか」というテーマについても話し合いが行われました。学生たち自身で自由に使うこともできる中、「フェアトレードについてもっと多くの人に知ってほしい」「自分たちだけの利益にするのは違う」という声が上がり、最終的に寄付を行うというアイデアへとつながっていきました。





そして迎えた3月14日・15日のマルタス5周年祭。当日は、香川大学の学生1名と城西高校の学生3名が販売に参加しました。初めは販売経験がなく、来場者への声掛けにも戸惑う様子が見られましたが、時間が経つにつれて少しずつ変化が生まれました。これまでのワークショップで学んだフェアトレードの考え方や商品に込めた想いを、自分たちの言葉で伝えようと積極的に声を出し、多くの来場者へアピールできるようになりました。チョコレートの販売を通して、商品だけでなく、フェアトレードへの想いや社会課題についても届けることができました。





販売終了後には寄付先について改めて話し合いが行われ、丸亀市立中央図書館へフェアトレードに関する書籍3冊を、認定NPO法人さぬきっずコムシアターへお菓子や飲み物を寄付することが決定しました。4月4日には、参加した学生と担当者がそれぞれを訪問し、直接手渡しを行いました。




今回のワークショップでは、フェアトレードやSDGsについて学ぶだけでなく、商品開発、マーケティング、販売、そして利益の活用方法までを一貫して体験することで、社会とのつながりや自分たちにできることについて考える貴重な機会となりました。