レポート

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【With Community Person】アップデートを続け、継続的な活動を~飯山北コミュニティの推し

マルタスでは、地域や住民のために尽力する丸亀市内の各コミュニティを取材しています。

丸亀市内には、概ね小学校区を単位とした17地区でコミュニティが組織されています。この記事では、それぞれのコミュニティで活躍する人物について、その活動や思いについて紹介します。

今回は、飯山北コミュニティで活躍する人物について紹介します。

三好守さん―飯山北コミュニティ会長



新しいコミュニティセンターがオープンしましたが、どんなことに取り組みたいですか。
旧センターにはなかった調理実習室ができたので、料理教室ができればいいなと考えています。他にも時代に見合ったようなイベントを行って、子どもからご年配まで様々な方が気軽に立ち寄れる雰囲気の施設にしたいと思います。
また、これを機に組織の再編成やデジタル化にも取り組む予定です。飯山北コミュニティは現在7つの部会で運営をしていますが、後継者不足のため今まで通りの規模では運営できなくなる可能性があります。しかし、誰もが安心安全に豊かな生活を送るためには、様々な課題について継続的に取り組まないといけません。そのために組織を再編し、重要な課題について全庁を挙げて取り組むようにしていきたいです。
デジタル化に関しては、ホームページを新しくして情報を常に最新のものに更新していけるようにしました。今は子どもからお年寄りまで誰もがスマートフォンを持って生活する時代なので、それに対応して情報発信ができるようにする必要があります。ホームページを見て、「明日はコミュニティで何かイベントがあるな」とセンターに寄っていただけるようにしたいです。

これからの目標を教えてください。
新しいコミュニティセンターは、「ちょっと立ち寄ってみようかな」と思ってもらえるような雰囲気づくりをしたいなと思います。そのために様々な工夫をしているのですが、一つはセンターに土足で入れるようにしています。お年寄りの方は靴の着脱が大変だからというのと、近くを散歩している人などがふらっと立ち寄れるようにするためです。飯山北に住む方はもちろん、それ以外の地域の方々も気軽に立ち寄れるようなセンターにしていきたいです。

原田伸二さん―飯山北コミュニティ会長代行



わんぱく楽校の校長先生。まんのう公園ボランティアガイドの経験を活かし、子どもたちに楽しい体験を提供しています。

わんぱく楽校はどのような活動ですか。
芋掘りや星空観察会など、楽しくできる体験型学習を行っています。私は国営讃岐まんのう公園のインタープリターボランティア(園内の自然や歴史・文化を、知識のみではなくその背景にあるメッセージを含めてわかりやすく楽しく伝えるボランティアガイド)をしているので、当初はボランティアで覚えたことを手だてにネイチャーゲームなどの環境教育を行っていました。しかし、新型コロナウイルスの流行中だったこともあって参加人数はあまり多くありませんでした。やはり、面白く楽しい内容でないと大人も子どもも来てくれません。そのため、面白く楽しく体験しながら学べるような内容に少しずつ変えていきました。
体験学習で工夫しているのは、体験するだけではなく学びも入れることです。例えば、芋掘りのときは「サツマイモはどこか来たのか」「サツマイモを食べるとおならが出るのは本当か」ということを教えたり、クリスマスリース作りのときは「クリスマスリースはなぜこのような形なのか」を説明したりしています。やはり、体験するだけではなくて勉強も入れないといけないなと思います。

わんぱく楽校以外ではどのような活動に取り組まれていますか。
高齢者移動支援サービス「いきいきおでかけ便」の運転手をしています。「いきいきおでかけ便」は、移動手段がなく日常生活で必要な外出に困っているお年寄りの方のために行っている事業です。ただ目的地まで乗せるだけではなく、買い物の荷物を持ってあげたり、移動中は話し相手になったりと、利用される方が元気になれるよう工夫しています。利用されるお年寄りの皆さん、かなり喜んでくださいますね。

活動をする上で意識していることはありますか。
コミュニティの住民の中には、まだ活動に参加されてなくても「何かやりたい」と思っている方が絶対いらっしゃると思うんです。そんな方を、いかにたぐっていって発見できるかが重要だと思っています。そのためには、アンテナを張って普段から気にしていないといけません。私も、コミュニティ活動に関わるようになったのはまんのう公園のボランティアを始めたからで、ボランティアを始めるようになったのはラジオでボランティア募集の情報を聞いたからです。アンテナを張っていないと情報を得ても素通りするだけなので、普段から意識しているようにしています。

これからの目標を教えてください。
わんぱく楽校の活動を通じて、子どもたちの郷土愛を育てたいです。中には、将来この町から出てほかの地域に住む人もいるでしょうし、出た後に戻ってくる人もいるでしょうけど、子ども時代にこの町で体験したことが楽しい思い出になったら、大人になってから飯山北でのまちづくりに興味を持ってくれるのではないかなと思っています。私も、同窓会では「小学校の時にあそこに行ったよね」「あれ面白かったな」という話になるんです。そんな話ができるだけでも、地元愛は生まれるのではないかなと思います。

川田良文さん―コミュニティセンター事務局長



コミュニティセンター事務局長になった経緯を教えてください。
私も昔、このコミュニティセンターで生涯学習をやっていたので、人を育てるのはすごい大変だけど楽しいなと思っていました。また、やっぱり地元で恩返しをしたいということもあり、退職してから事務局長を務めるようになりました。

コミュニティではどのような活動をされていますか。
一品と飲み物を持ち寄ってコミュニティセンターに集まる「コミもぐ」を2、3か月に一回ほど開催しています。コミもぐには20代から70代まで幅広い年齢層の方々が集まって語り合うのですが、その中では一人では浮かばないようなアイデアも出てきます。それをもらって、コミュニティ活動に活かせられればと思っています。

これからの目標を教えてください。
自らまちのために動くような人を増やしていきたいです。そのためにまずは面白いイベントをやり、コミュニティセンターにあまり来たことがない人を呼び、その中で「まちのために何かしたい」という思いがある人をコミュニティ活動に誘ってどんどん増やしていきたいです。飯山北はPTAの方々が熱心に活動されているので、PTAの若い方たちがつながっていけば、コミュニティ活動の継続性ができるのではないかと考えています。

三谷英子さん―子育てボランティア「ももちゃんくらぶ」会員



「ももちゃんくらぶ」の活動について教えてください。
飯山地域子育て支援センターで、おもちゃの貸し出しや放課後の預かりなどの子育て支援をしています。支援センターの先生に誘われ、2000年から活動に関わっています。人のお世話をするのが好きなので、みんなで楽しみながら活動できています。私が活動をしている様子を見て、孫が「おばあちゃんみたいになりたい」と言ってくれたことが嬉しかったです。

これからの活動について、目標を教えてください。
これからもできる限り元気で、仲間と一緒に楽しく活動をしていきたいと思います。子育てサポートの輪が広がり、子育てに優しい街になるといいですね。

青井静さん―学習支援員



飯山中学校にて、学習支援員として勤務中。仕事などで保護者が昼間家庭にいない児童を預かる「放課後青い鳥教室」や不登校の子どもの支援などをされています。

活動をする上で意識していることを教えてください。
半径5メートルくらいの人が幸せで、ニコニコしているにはどうすればいいかがいつも気になっています。まずは、大人が自分の機嫌を自分で取れるようにならないと、と思います。一緒に楽しみながら子どもたちの成長を見つめていきたいです。

E.Tさん―飯山北コミュニティ事務員



飯山北コミュニティの事務員で、「コミもぐ」発起人のひとりです。

活動をする上で意識していることを教えてください。
PTAでの活動がきっかけとなり、子どもや地域に関わるようになりました。そのころからどうせやるなら楽しくしようと活動していました。人が減るのは寂しいので、楽しく活動して飯山町がいいなという人が増えたらいいですね。


次回は、富熊コミュニティについて紹介します。