レポート

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藍とうちわの世界~二つの伝統を楽しもう~ 2021.3.22(月)

3月22日(月)、1階オープンラウンジにて「藍とうちわの世界~二つの伝統を楽しもう~」が開催されました。
江戸時代から金毘羅参りのお土産として丸亀藩がうちわ作りを奨励し、代表的なうちわ産地の基盤を築いた丸亀市。現在、国内のシェア9割を誇り、平成9年には国の伝統工芸品に指定されました。



この日のワークショップでは、藍で染められた和紙と竹を使い、丸亀伝統のうちわを作りました。講師は丸亀市内で、伝統のうちわ作りや藍染のワークショップ、ゲストハウスを運営するTonbiii(トンビ)の清水雄高さん。清水さんは藍染とうちわ、二つの伝統を重んじ、自然素材や天然素材にこだわったモノづくりに取り組んでいます。


講師のTonbiii清水さん


2部に分かれ行われたワークショップは、7名が参加し、小さなうちわ作りを楽しみました。
まずは、竹の枠にでんぷんのりを塗り、和紙を貼ります。


しっかりと和紙を接着


次に、のりをよく乾かし、余った周りの和紙をカットします。
和紙を乾かしている間は、Tonbiiiさんの展示作品などを見ながら、藍染の特長やうちわ作りのポイントなどの説明を受けました。


乾燥中のうちわ


集中して制作している模様


縁紙と呼ばれる紙をカットした和紙の周りに貼り付けて完成。


縁紙を慎重に貼り付けている様子


出来上がったうちわを片手に記念撮影


それぞれが選んだ和紙と縁紙で、出来上がったうちわは個性豊か。藍の奥深さと丸亀のうちわの歴史、環境に負担のないモノづくりを学ぶ、温かい時間となりました。