レポート

Report

【With Community】住んでいる人のことを考えたまちづくり~郡家コミュニティ

マルタスでは、住民が力を合わせて地域をより良くするために活動している丸亀市内の各コミュニティを取材しています。

丸亀市には、概ね小学校区を単位とした17の地域コミュニティが形成されています。
コミュニティは、地域にある自治会や老人会、民生児童委員会、PTAをはじめとする各種団体などにより構成されています。それぞれのコミュニティでは、地域の活動計画となる「まちづくり計画」を策定し、広報誌の発行、コミュニティまつり、環境美化、防災訓練、子育て支援などの事業を行い、地域の課題解決と、特色のあるまちづくりに取り組んでいます。



今回は、郡家コミュニティについて紹介します。



郡家コミュニティは、丸亀市の中心街から南方約5kmに位置します。11のため池がある平坦地で、ほぼ正方形に近い形をしています。
丸亀市に合併した昭和29年頃は、人口4,000人ほどの純農村地域でしたが、昭和50年頃から進んだ宅地造成や主要道路線の商業化により、都市化が進展しました。現在、丸亀市の人口の約1割強である約12,000人が住む地区となっています。
コミュニティ内に、保育園、幼稚園、小学校、中学校、大学校があり、高校を除くすべての教育機関があります。それもあり、子どもの数が多いというのも郡家地区の特長のひとつです。

コミュニティ組織は、総務部、人権擁護部、地域環境部、地域安全部、社会福祉部、保健増進部、体育増強部の7部会に分かれ、まちづくりに取り組んでいます。
活動の拠点であるコミュニティセンターは、地域のシンボルでもある大きなクスノキが立つ郡家こども園の南側、郡家小学校の西側にあります。大小さまざまな会議室や調理講習室、図書室などがあり、どなたでも利用することができます。令和6年度は、25の生涯学習クラブが活動し、参加者の皆さんは様々な学びを通してつながり、その学びを活かしています。

コミュニティセンター

郡家校区安全パトロール、青色防犯パトロール



下校する小学生と一緒に歩く「安全パトロール隊」、自動車で走って見守る「青色防犯パトロール」が活動しています。一緒に歩くだけでなく、家の前に立って子どもたちを見守ったり、畑仕事をしながら目を配ったりと活動の方法は様々です。現在、ボランティアに参加していただける住民の皆さんを募集しているそうです。気になる方は、郡家コミュニティセンターまでご連絡ください。

給食準備ボランティア



郡家小学校に入学した新1年生の給食の時間を支援する活動です。食生活改善推進協議会の皆さんが、4月から5月の約2か月間、給食の時間に子どもたちと一緒に配膳などを行います。子どもたちは、ボランティアの皆さんを見て学び自分たちが実際に行うことで、スムーズに給食の準備をすることができています。

歴史探訪



郡家校区の民生児童委員の方々の協力のもと、小学6年生が地域の歴史を学習する「歴史探訪」。子どもたちは、郡家地区にある神社仏閣や文化財、史跡を巡り、地域の人から歴史を学びます。郷土について学ぶことで郡家地区への関心が高まり、もっと自分たちが住んでいるまちが好きになるはずです。

郡家校区ふれあいまつり



毎年11月に開催されるコミュニティまつりです。コロナ禍により中止を余儀なくされましたが、令和5年11月に4年ぶりに開催されました。こども園によるダンスや小学生・中学生による演奏、生涯学習クラブによる発表などのほか、作品展示やバザーなど盛りだくさんの内容で2日間に渡り行われました。

ふゆの夏花火



郡家校区地域づくり推進協議会と讃岐お節隊実行委員会が主催する冬の花火大会です。初めての開催は令和2(2020)年。コロナ禍により様々な行事が中止となり、楽しみが減ってしまった毎日に、一人でも多くの人を笑顔にしたいとの思いから企画されました。入院中の子どもたちにも笑顔を届けたいと、病室と現場をリアルタイムでつなぐ取組もなされました。毎年、日程はシークレットですが、多くの人に笑顔を届けています。

ええな



平成30年、「子どもたちが大きくなったとき、この町、郡家・三条に住みたいと思ってもらえるような町にしたい!」との思いから、郡家校区について発信するコミュニティだよりの特集号チーム『ええな』が誕生しました。子どもたちや地域の方々のためにみんなが集う場をつくれるよう、メンバーそれぞれのつながりを活かして、「響働」に取り組んでいます。

郡家コミュニティのこれから

郡家コミュニティがこれから目指すのは、市との連携です。地域だけではできないこともあるため、市と連携して住んでいる人のことを考えたまちづくり計画を進めていきます。

次回は、郡家コミュニティで活躍する人物について紹介します。