レポート

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【With Community】誰でも立ち寄れる場所づくり~城南コミュニティ

マルタスでは、住民が力を合わせて地域をより良くするために活動している丸亀市内の各コミュニティを取材しています。

丸亀市には、概ね小学校区を単位とした17の地域コミュニティが形成されています。
コミュニティは、地域にある自治会や老人会、民生児童委員会、PTAをはじめとする各種団体などにより構成されています。それぞれのコミュニティでは、地域の活動計画となる「まちづくり計画」を策定し、広報誌の発行、コミュニティまつり、環境美化、防災訓練、子育て支援などの事業を行い、地域の課題解決と、特色のあるまちづくりに取り組んでいます。



今回は、城南コミュニティについて紹介します。



城南地区は、丸亀市の中央部より少し北に位置します。南は遠くに讃岐山脈、北には丸亀城、その向こうには瀬戸内海が広がっています。西には金倉川、東には土器川が流れ、その間に市内でも有数の広さを誇る田村池を有しています。
地区には、田村町・柞原町・原田町などの地名からもわかるように、昔から豊かな田園地帯が広がる地域でした。ため池には、多くの渡り鳥が飛来し、四季折々の姿を見せるなど、美しい自然環境にも恵まれています。平成16年に都市計画区域が変更され、多くの農地が宅地化されました。それに伴い、人口が増加し大型商業施設も多く進出し、生活は便利になる一方、田園風景は少なくなりました。

城南コミュニティセンターは、令和6年に創立30周年を迎えました。現在は、総務部、健康部、社会環境部、福祉部、体育部、子ども支援部の6部会より成り立っています。
『みんなのみなみ みなみのみんな』をスローガンに、それぞれの人が自分を大切にしながらふれ合う、いきいきとしたまちを目指して、令和5年にはまちづくり計画「城南まちづくり作戦帳」が作成されました。同計画では、以下の4つの指針が掲げられています。

①安全と安心のあるまち
②美しく互いにささえあうまち
③にぎわいと文化のあるまち
④子どもがすくすく育つまち

それぞれに計画事業があり、それらに合わせて障がいのあるなしにかかわらず、世代を超えて温かくふれ合うことのできる「ふれ愛活動」を行っています。

コミュニティセンターについて



城南コミュニティセンターでは、「ふれ愛活動」の場つくりとして、中庭をウッドデッキに改装して「みなみんカフェ」を設置しました。手作りの椅子が設置され、照明やガーランドでおしゃれに飾り付けられたこの場所は、誰でも自由に使える「みんなの居場所」です。子どもたちのイベントで利用したり、生涯学習活動終わりのシニアがお茶をしたり、みんなの憩いの場所となっています。
城南地区では、大人も子どももみんなが世代を超えて温かくふれ合うことを課題としてとらえ「みんなの居場所」をテーマに、様々な活動が行われています。

ちびっこみなみ:未就園児対象。毎月第1火曜に予約不要で利用できます。親子でゆっくり過ごしたり、工作を楽しんだりできます。

ちびっこスポーツ:年少年中児を対象にした親子体操。この時期に体を動かすことの楽しさを味あわせたいとのことから、毎月最終土曜に開催されます。

にこにこみなみ:小学生や保育所・幼稚園の子どもたちが対象。毎週水曜日と毎月第3土曜日に教室は開かれます。宿題をしたり本の読み聞かせ・ボードゲームなどを行ったり、ゆったり自由に過ごします。子どもが安心して楽しく過ごせる場所です。

にこにこスポーツ:年長児・小1また小2・小3の子どもたちを対象にしたスポーツ教室。みんなでしっかり体を動かします。毎月第2土曜日に開催されます。

シニアカフェ:健康部主催。みなみんカフェを利用し一緒にお茶を楽しみ、高齢者の交流を図ります。
みなみの茶の間:毎週金曜日に開催。地域の運動好きな方がリーダーとなり、筋トレ教室を行います。その後は、お楽しみカフェタイムとなります。



子どもたちや子育て世代からシニア世代まで城南地区に住む皆さんが楽しめる活動が展開されています。城南コミュニティはこれらの活動が評価され、丸亀市コミュニティ協議会連合会と市連合自治会が主催する表彰「まちづくり大賞」を令和6年に受賞しました。



コミュニティの取組

ふれあいみなみのまつり



毎年11月に開催されるコミュニティまつり。毎年1500人以上が参加する一大イベントです。子どもたちや生涯学習クラブ・地域の皆さんの発表や作品展示、バザーなど盛りだくさんの内容で行われています。令和6年度はセンター創立30周年を記念して、上空からのドローン撮影や10年間を振り返った写真展示も行われました。
また、その開会式にあわせたように、約10羽のコウノトリが空を舞うというサプライズもありました。

サマースクール




毎年、城南小学校の子どもたちを対象に夏休み宿題応援として6日間開催されるサマースクール。ドリル教室やポスター教室・木工教室などが行われ、6日間で計600人以上の子どもたちが参加します。令和6年度はさぬき海の幸販売促進協議会の協力を得て、「ノリ出前講座」がコミュニティセンターで行われました。100人を超える参加者が、海苔について学習したあとに12mを超える海苔巻き作りを体験しました。
令和7年度には、観音寺にある「ふるさと学芸館」を訪ねました。昔の道具を見学したりさわったり。また紙すき体験をしたり、かまどで炊いたご飯をおにぎりにして食べたりと、普段なかなかできない体験をしました。

祝敬老「いつもありがとうの会」



多年にわたり地域やご家族の幸せのため力を尽くしてきた皆さんに感謝を込めて行われる城南地区敬老会。令和6年度は714名の皆さんが対象となりました。おはなし会やオカリナコンサートなどが行われ、オカリナの演奏が始まると懐かしい曲にどこからか手拍子と合唱が始まりました。優しい音色に皆さん耳を傾け、癒しのひとときとなりました。

城南コミュニティのこれから

城南コミュニティでは、自治会に加入していない方も多くいます。その方たちに、まずは、コミュニティセンターへ足を運んでいただけるように工夫しています。そんな活動を続けていく中で、自治会加入の促進、更なるコミュニティの結束を深めることを、これからの目標としています。

次回は、城南コミュニティで活躍する人物について紹介します。