【ゲストプロフィール】
■川上洋平(選書家/ブックセレクター、book pick orchestra代表)
本の魅力を深く見つめることから、人と本の出会いをつくる「book pick orchestra」代表。
オフィス空間やギャラリー・カフェから図書館や美術館など、さまざまな場所に合わせた選書をはじめ、本の企画やワークショップも行う。オリジナル商品「文庫本葉書」や、ひとりひとり話を聞きながら即興で本を選ぶ「SAKE
TO BOOKS」、本と人をつないでいくワークショップ「Sewing
books」など、本を選ぶことに留まらず、さまざまな場所で人が本と出会う体験をデザイン・企画している。
近年はルクア1100でのポップアップイベント「選書屋さん」企画・運営、京都岡崎蔦屋書店とのオンライン読書会「ほんとのはなし」企画・ファシリテート、香川県高松市の予約制ライブラリー「kotelo」選書・企画、千葉県木更津市KURKKU
FIELDSの「地中図書館」選書・企画などを担当している。
https://www.bookpickorchestra.com/
■小玉 祥平(三豊市教育センター長)
1993年東京都三鷹市生まれ。2017年に東京大学教養学部(言語学専攻)を卒業後、新卒で入社した株式会社リクルートホールディングス(当時)にてWeb開発やIT投資管理に従事。同時に、「解くから問うへ」をコンセプトとして教育事業を行う(教材制作・教員研修・研究授業の受託開発など)。その事業で三豊市に通っていたことがきっかけで、2019年に移住、市教育委員会に転職した。2021年より教育センター長(現職)。三豊の学びをアップデートするべく、公立学校での探究学習・協調学習の普及や、学校ICT環境・教育データ分析環境の整備、地域企業と作る市民大学などを推進している。
2023年10月13日(金)
これからの時代の、本や読書について語り合う -カフェと、学びと、音楽と-
まちづくり
/
ワークショップ
動画コンテンツや、スマートフォンの普及などにより、本を読む人が少なくなったという話や、
本屋さんがどんどん減り続けているという話は、当たり前に耳に届くようになっています。
ここ数年、本を読めるホテルや、入場料のある本屋さん、本に関わるイベントや雑貨など、新たな可能性を開く素敵な試みがある一方で、ビジネスを意識しすぎると、本来備わっている本の魅力を活かしきれているのだろうかと、はたと思うこともあります。
いま改めて、本とは、読書とは何なのか、なぜ私たちは本を手にするのか、といったことについて、
それぞれの感動に焦点を当て語り合うことが、これからの時代に、必要なのではないかと感じています。
今回は、東京から香川に移住し、選書家という肩書きで本を扱うことをお仕事にされている川上 洋平さんにお声がけし、3回シリーズでそれぞれ3人の本を愛するゲストとともに、本について対話する会を開催したい思います。
1回目の10月7日(土)は-カフェのひと-、半空店主の岡田陽介さん、2回目の10月13日(金)は-学びのひと-、三豊市教育センター長の小玉祥平さん、3回目の10月21日(土)は-音楽のひと-、ミュージシャンの小鉄昇一郎さんと一緒に語ります。
本と読書、それによって心を響かせる人々がいれば、必ず本は生き残るはず、と書くと、理想的に響くかもしれませんが、私たちが本を手に取ることの根底にある心の響きに焦点を当てて対話することから、本が存在する本質的な意味を掘り出していければと思っています。
日付 | 2023年10月13日 |
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時間 | 19時~20時30分 |
場所 | 1階 オープンラウンジ(白壁前) |
参加費 | 無料 |
申込方法 | 事前予約(9月25日、午前7時よりWEB先行予約開始、午前10時より電話または1階市民活動支援カウンターにて事前予約開始) |
対象 | どなたでも |
定員 | 20名 |
持ち物 | 特になし |
主催 | 丸亀市市民交流活動センターマルタス |
講師/先生 | book pick orchestra 代表:川上洋平、三豊市教育センター長:小玉祥平 |
協力 | なし |
問い合わせ先 | 0877-24-8877 |
参加にあたってはこちらの注意事項をご覧ください