【市民活動の目的】
「新しい基本的人権として、あらゆる情報にアクセスできる権利(知る権利・伝える権利)がある。今や放送は特定の社に独占されるべきでない。」「地域活性化、文化育成、一人一人が輝く・幸せになる等の観点で考えることが責務。」という観点に基づき、これまで情報の受け手だった国民が、自ら発信する側となるための仕組みづくりをすることで、民主主義の基盤を支えるパブリック・アクセスを構築すること。
【活動の背景や、活動を始めたきっかけ】
2019/2/16深夜ラジオ風番組配信ごっこを始めてみた。週末の日付が変わる直前から配信し、日付が変わったことで新しい週を一緒に迎えたね、という番組ごっこ。続けることが大切。できる時はやる。できない時はやらない。「月に1回か2回できればいいか」くらいに考えて始めた。
番組配信直後に、中学2年生の女の子から数行のメッセージが届き、最後に「明日も生きてみようと思いました。」とあった。
後日出会った相談カウンセラーの「死にたいと考える時点で、相談するという判断力は残ってないんです。」という言葉に触れ、直接自殺の原因解消にはならなくても「電話して相談所に行けば?」という体温のない言葉よりも「じっとそのままそこにいていいですよ。」につなげられると思った。
「偶然聴いたものが心の揺らぎにつながることで、気持ちが変わり始めることもあるかもしれない」と思ったことがきっかけ。
【自分たちの活動を届けたい人/ジャンル】
ひとりで悩んで、つらい気持ちになってしまって、自分は一人だと思っている人
子育て世代、離職中の女性を中心に、ミドル世代、高齢者/よりそい
【活動を通して、丸亀のまち・人がどうなってほしいか/どのような未来を創りたいか】
内閣府の防災情報ページにも南海トラフ大地震の注意情報があるように、実際に災害が起きると避難情報発信が必要になります。東日本大震災でもコミュニティラジオが発信情報基地として活躍しました。
丸亀にはコミュニティラジオ局はありませんが、今は多くの人がスマートフォンを持っている時代なので、インターネットの無料動画配信チャンネルを使って発信することで、番組パーソナリティ経験を積んでもらい、情報発信に慣れた方を育成することで、万が一の時に、避難情報をできるだけ円滑に、多くの人にインターネットで届けられるまちづくりに備えます。
【具体的な取り組み内容】
ラジオライクなインターネット配信番組(新シリーズ3番組含む)を114本(R5.4/1〜R6.3/29収録分)制作配信
これらすべてを、マルタスで会員の皆さんと収録。万が一の災害時の情報発信に備え、アナウンス技術の向上につなげることに取り組んだ
市民活動団体「ありんこ企画」さんと協力して、「みたから市実行委員会」の協力を得て、通町でキャラクターショーを実施(2024.3.23)
■活動分野
・まちづくりの推進
・学術、文化、芸術又はスポーツ