特定非営利活動法人　香川歴史的建造物保存活用会議

【市民活動の目的】
広く県民に対して、地域にある歴史的建造物等を地域の活力向上に資する資源として評価し、その保存と活用により地域づくりに寄与することを目的とする。

【活動の背景や、活動を始めたきっかけ】
私たちの日常の暮らしの中にある歴史的建造物は、地域らしさを特徴づける景観や歴史文化を守り育てるために欠かせない大切な資産です。これらの建造物の魅力を生かした新しい仕事や暮らし方などへの活用は、これからの地域の活力向上に役立つものと期待されています。そのためには、歴史的建造物の価値を発見、再評価し、適切な修理や維持管理を行いながら地域づくりに生かしていくことができる人材の育成、所有者等への支援、普及啓発などが求められています。本会は2018年からこのような地域課題解決のための活動を始め、2022年には活動の一層の充実を図るため法人化しました。

【自分たちの活動を届けたい人/ジャンル】
歴史的建造物への認識向上のため広く市民などを対象としていますが、活用による保存を進めるために、特に歴史的建造物（※）の所有者や活用などにも興味のある人、行政関係者はその対象となります。
※歴史的建造物とは築50年以上のものを指します。

【活動を通して、丸亀のまち・人がどうなってほしいか/どのような未来を創りたいか】
地域の歴史が刻まれた古い建物などを活用しながら残していくことの大切さを知っていただき、それを行動につなげていただきたい。市民が歴史文化を生かすことから丸亀の個性やまちが持っている可能性を知り、暮らす人が誇れる地域になってほしい。

【具体的な取り組み内容】
歴史的建造物の見方や価値を知ってもらうための講座や見学会、WEBなどによる情報発信、所有者や活用を考えている人たちへの支援など。

■活動分野
・学術、文化、芸術又はスポーツ
・社会教育の推進
・まちづくりの推進
・観光の振興
・農山漁村、中山間地域の振興
・環境の保全
・.科学技術の振興
・経済活動の活性化
・職業能力開発、雇用機会