令和7年度 郷土にまつわる歴史講座「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い!?」~『神仏分離』とは何だったのか~

Event
2025年5月21日(水)
令和7年度 郷土にまつわる歴史講座「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い!?」~『神仏分離』とは何だったのか~
人文・哲学  /  学び
まず明治維新という言葉の「維新」の意味を考えると、これまでに無かった新しい事を始めるという意味ではなく、「復古」、歴史上ある時代に復する、戻るという意味である。明治元年(1868)3月の太政官布告は「神武創業の始め」とするが、歴史年代で言えば大宝元年(701)、文武天皇の御代である。古事記(712)や日本書紀(720)が成立し、神祇官の下に神官が統御されていたこの時代に戻るために、それまで当たり前であった神=仏の体制、権現や祇園(牛頭天王)の廃止、寺社・宮寺の解体、別当や社僧の還俗、修験道の廃止、僧侶の妻帯強制などあらゆる施策を通じて全国規模で展開した。ここでは香川県で最も激烈な神仏分離が行われた金毘羅さんの事例を基に考えていきたい。
日付 2025年5月21日
時間 13時30分~15時
場所 1階 多目的ホール
参加費 無料
申込方法 当日受付
対象 どなたでも
定員 60名
持ち物 特になし
主催 丸亀市協働推進部図書館
講師/先生 白川 琢磨さん (福岡大学名誉教授)
協力 なし
問い合わせ先 0877-24-8877