2024年7月21日(日)
令和6年度 郷土にまつわる歴史講座「三豊カルデラ跡 発見の経緯について」
人文・哲学
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セミナー
富士山麓じゃあるまいに、にわかに信じられない話だが地質学者の研究により1,400万年前には活発な火山活動が起きており、溶岩はその頃噴火したものだということが分かっている。
本当に多くの山が溶岩で覆われている。少しだけ例を挙げると東から雨滝山・五剣山・屋島・紫雲山・五色台・鷲の山・飯野山・亀山(丸亀城)・大麻山・我拝師山・弥谷山・紫雲出山・七宝山、まだまだある。おそらく皆さんの地元の山の二つに一つが含まれるくらいある。只、これほど溶岩がゴロゴロしているのに噴火口は見当たらない。理由は火山の寿命は数十万年と短く、今ではわずかな痕跡しか残ってない為だ。
香川大学の長谷川修一創造工学部長(当時)の公開講座で「ジオサイト探訪」を受講した私は、「噴火口は隠れてはいるが何処かにきっと在るはずだ、あそこかもしれない、あるいは此処かも?」と、事あるごとに色々想像を巡らして楽しんでいた。
そこから一歩踏み込み、調査しようと思ったきっかけは「高松クレーター(仏生山)」の地下構造を学んだことと、ジオガイドの準備で弥谷寺から三野津平野を眺望した時に浮かんできたカルデラ火山跡という仮説。仮説と言っても妄想に近い。だから仮説を裏付ける証拠を発見した時には鳥肌が立つくらい驚いた。
発見に至るこんなウラ話も交えながら、香川の大地形成の歴史をカルデラ跡発見を題材として易しく語ります。
日付 | 2024年7月21日 |
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時間 | 13時30分~15時 |
場所 | 1階 多目的ホール1・2 |
参加費 | 無料 |
申込方法 | 当日受付 |
対象 | どなたでも |
定員 | 60名 |
持ち物 | 特になし |
主催 | 丸亀市協働推進部図書館 (中央図書館) |
講師/先生 | 前川 久則 (ジオガイド) |
協力 | なし |
問い合わせ先 | 0877-24-8877 |