郷土にまつわる歴史講座「昭和20年7月4日未明 高松大空襲 ~1,359人の御霊の叫び~」

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2025年9月14日(日)
郷土にまつわる歴史講座「昭和20年7月4日未明 高松大空襲 ~1,359人の御霊の叫び~」
趣味・暮らし  /  学び
昭和100年の中で県下最大の災禍は、昭和20年7月4日未明の高松空襲である。僅か2時間ほどの事で、自然災害等と比べいかに凄まじい災禍であるか!
戦争が引き起こす結果を後世に伝える必要性を強く感じずには居られない。

(高松空襲の被災規模)           
死者1,359人 行方不明186人 負傷者1,034人 罹災者86,400人 被害建物18,913戸(市街地の80%が焼失)全焼18,505戸(内住宅16,108戸)半焼408戸(内住宅310戸)

7月3日マリアナ諸島を発進したB29・116機は高松上空へ西方より進入、7月3日夜11時ごろ、毎日のように空襲警報が発令されたが、やがて解除。
日付が変わって4日午前2時56分、突然空襲が始まり、10分程で市中心部は火の海になったが、爆撃は執拗に午前4時42分まで続いた。投下された爆弾は通常爆弾24tと焼夷弾809t。猛威を振るった焼夷弾は昭和20年3月10日東京大空襲で米軍が初めて使用。死者10万人の驚愕の被害が出た。米軍は怯むことなく夜毎各地の都市で国際法違法の市街地無差別爆撃を行なった。その延長に原爆。原爆を含む本土空襲の死者数は56万人に達する。

本講座では、高松空襲がどのような意味を持つのかを考察し、戦争の記憶を次世代へと継承する意義を深く掘り下げます。
日付 2025年9月14日
時間 13時30分~15時
場所 1階 多目的ホール1・2
参加費 無料
申込方法 当日受付
対象 どなたでも
定員 60名
持ち物 特になし
主催 丸亀市協働推進部図書館
講師/先生 浄土 卓也さん (元高校教諭、元高松市平和記念館職員)
協力 なし
問い合わせ先 0877-24-8877